前日もいつもよりも多く寝ていたのだが、それでも眠かった。
夜中０時に就寝、翌日朝８時に一旦起きるが二度寝。
お昼の１２時過ぎに起きるがまだ眠い。
１２時間以上寝ていた。
それだけ寝てもスッキリしないし、起きてもずっとぼーっとしてやる気も出ないし、頭が働かない。
軽い頭痛も続く。
生理でもないし、家にずっといたので体は疲れているはずがない。
1日に何度もSNSをチェックするが、チェックしすぎて何も新しい情報が見つからなくなった。
だるいし、外にも出たくない。
こんな時は、鬱がやってくる可能性が高い。
嫌だなと思ったが、無理しないほうがいい。
私はいつも無理に悪あがきせず、自分の体に従うようにしている。
体が疲れているなら思いっきり寝て、ゴロゴロして力を蓄えておくほうがいい。
そして二日後、やっぱりうつ状態が酷くなった。
ずっと仕事の失敗を考えているし、何もかもが不安になった。
そして小さなことで泣いた。
私は嫌いな人のことをずっと考える癖がある。
思い起こせば小学生の時。
町内のいじめっ子Aのことをずっと考えていた（彼女はいじめだと認識してはいなかったと思う）。
どうして、あんなこと言うのだろう。。。
どうして、あんなことしたんだろう。。。
今日は大丈夫かな。。。
物事をはっきり言えない性格の私は、自宅に帰ってからもずっと彼女のことを考えていた。
中学生の時もそうだ。
病弱で休みがちな女子生徒が、いつものように学校を休んだ日。
クラスの男子B「こいつ嫌いなんだよなー！」
と言って何度も彼女の机を蹴った。
私はその女子生徒と特別仲が良かったわけではなかったが、Bに対して腹が立った。
私「何陰口言いながら、人の机蹴ってるの？！自分がされたら嫌でしょ？！」
男子「いいじゃん！こいつほとんど学校来ないんだから笑！」
勇気を出して注意したものの、反省の色も見えなかったし、口下手な私は言い返す言葉が出てこなかった。
それ以来、Bが彼女の机を蹴飛ばしたところは見かけなかったが、私の怒りは収まらなかった。
Bを見かけるたびに、いつも『むかつくむかつくむかつく。。。』と思いながら見つめていた。
そして現在、私の嫌いな人は職場の従業員２０代男性Cだ。
Cと初めて会った日、従業員１５名ほどで食事をしていた。
Cは、他の人が作った料理を大きな声で「これ、まずっ！！！」とみんなに聞こえるほど大きな声で言った。
他従業員「この味がわからないなんて、Cもまだまだ子供だなー笑！」
と言った人もいたが、私の背筋は凍っていた。
買ってきた料理ではなく、明らかにここにいる誰かが作った料理をよくも大声でそんなことが言えるんだろう。
しかもほぼ初対面の人たちの前で。
なんてデリカシーのないやつ。
その後の動きを観察していても、一部の人だけと話し、人に気を使うことなく自由に振る舞っていた。
一方私はこの時、誰かつまらそうにしていないか、一人ぼっちでいないか、人のドリンクがなくなっていないか、などと常に周囲を見渡していた。
そしてまたある日、私がCに仕事を教える日があった。
Cは仕事をさっさと終わらせて帰りたい様子だった。
「これどうすればいいですか？」という私への質問はほぼなし。
仕事を学ぼうという気持ちが伝わってこない。
私だったら、わからないことがあったらとことん質問してわかるまでやるのに。
帰る時も、Cは私の顔も見ずに「お疲れ様でしたー。」と言ってさっさと帰宅方向へ歩き出した。
私はオーナーでもないし難しいことを教えたわけではないが、休日に出勤してCに教えたのに、彼から感謝の気持ちが伝わってこなかった。
オーナーが認めるほど仕事ができる人だし、正直にものを言うことも悪いことではない。
仕事に来ているのだから、同僚と特別に仲良くなる必要もない。
でも、もう少し他の同僚に配慮があってもいいんじゃないかな。
最近Cと会わない日でもそんなことを思い出して、モヤモヤムカムカ。
大したことではないのだが、なかなか頭から離れない。
私の自由な時間まで嫌な気分に支配されることが多々ある。
嫌いな人に優しくする必要はないし、いい人である必要もない。
嫌いでも付き合っていかなければいけない人との人間関係は深く考えず、適当でいい。
私は気にしすぎなのだ。
私が気にしても、きっと相手は私のことをなんとも思っていないだろう。
嫌いな人のことを考える時間は無駄だし、もったいない。
好きな人との人間関係だけを大事にすればいいし、大切な人や自分のことを考えることに時間を使いたい。
いい意味で自分中心に、自分のための時間を過ごしていきたい。
また履歴書を書く授業がやってきた。
まずはグループ内で以下のようなことを生徒同士話し合う。
これまでたいした仕事をしてきていない私。
基本的にレストランでウエイトレスの仕事をし、職場は半年で１回は変わる。
長く働いた職場はないので、いつも立場は下っ端。
若ければ仕方がないけれど、私はもう30代。
自分の経験はなんだか人に話しずらいし、話すことも恥ずかしいと思っている。
目標を聞かれても、はっきり言って何もない。
ただストレスを溜めずにゆるく働いていきたいの言うのが本音だ。
他の生徒はというと、希望に満ち溢れている。
など。。。英語を勉強して、いい仕事について、カナダに腰を据えてやろうという人達ばかり。
私の気持ちをここで正直に話しても誰も共感してくれないだろう。
黙ってても会話が進まないので、適当にレストランのマネージャーになりたいという嘘をついた。
やっぱり、この授業は私の痛いところを突っついてくる。
いつも仕事は長続きしないし、こんな履歴書を見てどの会社も雇ってくれないんじゃないか。。。
いつも仕事で辛い思いをするので、正直言って働きたくない。。。
何を目標に生きていけばいいんだろう。。。
自分のダメな人生を改めて突きつけらる。
また鬱に突入だ。
『将来どうしたいの？』
『何がしたいの？』
と鬱の人には聞いてはいけない。
どーんと鬱の沼に沈められて、その鬱状態はしばらく付きまとうから。
今の鬱の波は、良くもなく、悪くもなく、少し低め安定と型という感じ。
そんな私の最近の症状について。
頭の回転が良くない、注意散漫になりがち。
だから仕事でミスも多いし、落ち込みやすい。
プライベートでは、話したいことが浮かぶのだが、それを順序立てて起承転結で話せない。
いつもちっとも面白く無い話になってしまう。
さらに日本語を話すときに主語＋目的語＋動詞をいう順番がごちゃごちゃになる。
「こないだ食べたよ、お菓子、彼がね、場所は〜。」
みたいな話し方をたまにしてしまう。
そしてスムーズに話せず、途切れ途切れの会話になる。
英語と日本語どちらも話しているからかもしれないが、それにしても頭の中でうまく整理できてない。
人はみんな得意不得意なものがあるから、これも私の一部と思って、受け入れないといけないのかな。
今更ながら”A Whole new world（ア・ホール・ニュー・ワールド）”にはまった。
曲は聞いたことはあったが、今までアニメソングに興味がなかった。
だが最近、実写版『アラジン』を見て、「こんなにいい曲だったっけ？」と思った。
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英語版が好きなので、YouTubeでMayJとChris Hartのコラボ動画を何度も見る。
歌が本当に上手で、聞き惚れる。
ホール・ニュー・ワールド（日本語：一部抜粋）
作詞：TIM RICE （訳詞：もりちよこ）
作曲：ALAN MENKEN
・・・
ア ホール ニュー ワールド
新しい世界
風のように自由さ
夢じゃないんだ
ア ホール ニュー ワールド
新しい世界
抑えきれないときめき
あなたが教えてくれた
さあ、ふたり飛んでゆこう
・・・
ア ホール ニュー ワールド
今この瞬間
未来へと続く
忘れないから
追いかけよう ふたりで
世界の果てまでも
ア ホール ニュー ワールド
ア ホール ニュー ワールド
願いを
願いを
叶えよう
ふたりで
いっしょに
改めて、自分が下を向いて生きていることに気がついた。
何事も楽しくなくて、自信がなくて、下ばかりを見て猫背になってしまている。
たまには上を向いて、他のことにも目を向けてみよう。
人生には新しくて素敵なこと、楽しいことがもっとあるはず。
ネガティブな私の心を少し洗い流して、ピュアな気持ちにさせてくれた。
基本的に人付き合いは避けたい私。
人と話すとかなりのエネルギーを使ってしまうし、その後「あんなこと話さなければ良かった。」と後悔することが多いからだ。
一方、彼は社交的でおしゃべりが大好きだ。
毎日電話で親や友人と最低でも３時間は話すほどだ。
ある日、彼の友人たちからご飯のお誘いがあった。
みんなこれからもずっとカナダに住む予定なので、長い付き合いになるだろう。
結婚を考えている彼の友人なので、私もたまには社交的になって、うまくやっていかないといけない。
正直めんどくさいが、食事会に参加することになった。
当日、私たちカップルと彼の友人4名がお店に集合した。
私以外、みんな外国人だ。
みんな仲が良いし、同じ国出身なので距離が近い。
初めて会う人もいたので、ソワソワする。
とりあえず挨拶はしたが、その後何を話していいかわからない。
いい話題が浮かばないのだが、沈黙は良くないと思い、どうでも良いことを話してしまう。
人の目を見ることも苦手だ。
外国で目を逸らしながら話すと失礼なのはわかっているのだが、自分に自信がないせいか、目を合わせても長くは持たない。
食事も終わりに近づくと、予想通りどうしていいかわからない「ポカンタイム」があった。
私がいるのでみんななるべく英語で話してくれたが、やはり最後の方は疲れてしまったようで、母国語で話し出したからだ。
私にはチンプンカンプン。
話題がわからないのでどんな顔をしていいかわからない。
しばらく観察して、みんなが笑っていれば、真似して少し笑ってみたりしてみる。
基本的には無表情で、ひたすらドリンクをゴクゴク。
することも無いので、グラスの中身がなくても飲んでるふりをしちゃったり。
時々向こうも気を遣って説明してくれるが、話の波に乗れてないと話の面白さも半減する。
話についていけず、しまいには彼の横に隠れて存在感を消してみる。
多くが参加するパーティーだったら、つまらなければ早めに抜け出して家に帰ればいい。
でも今回はそうはいかない。
私だけ早く帰るわけにもいかないし、彼も付き合いがあるからお開きまでその場を離れられない。
「眠いな。早く時間が経てば良いなー。」と思いながら待つのみ。
みんないい人だし、気を遣いながら私を仲間に入れようとしてくれたのはわかる。
ただ、私は人付き合いが苦手なんだ。
「何話せば良いかな？」「話題についていけないな。どうしよう。」「どんな顔すれば良いかな？」とどうしても考えてしまうので、やっぱり精神的に疲れちゃう。
家に帰ってからも、「私の態度悪かったかな？」「またつまらない話をしちゃったな。なんでもっと楽しい話ができないんだろう。」と後悔。
次の日は、どっと体に疲れが出てだるい。
気持ちの波を立てたくないので、正直なところこれからはもっと人付き合いを減らしていきたい。
私は冗談が嫌いだ。
面白くもないし、楽しいとも思わない。
そして冗談を言われても、真剣に受け止めてしまうことが多い。
今夜、友達と飲みにいくことをすっかり忘れていて、約束の４時間前になって思い出した。
それを彼に話すと、ご機嫌斜め。
外国人の彼からすれば、私が夜遅く飲みにいくこと（帰りは０時を超える）、男性もその場にいることを快く思っていないからだ。
私の住んでいる国は治安が悪いとまでは言わないが、日本よりも安全ではない。
友達は女性と男性。
いくら友達と言えども男性は信用ならないらしい。
彼はダメとは言わなかったが、機嫌が悪いのはよく伝わってきた。
必死にいろいろと友達の話をして、信用できる人たちだとアピールした。
彼は今夜仕事なのだが、早く終わったらバーに来てみんなで飲もうと提案した。
彼も『時間があれば行くよ。』と前向きな感じだった。
そして『君の携帯にGPS付けているから、すぐにどこにいるかわかるからね。』と彼が笑いながら言った。
私も初めは笑っていたが、頭が混乱して、もしかして本当かもしれないと思った。
過去の彼氏と比べれば、今の彼氏はとても愛情深い反面、とても嫉妬深い。
私の交友関係を深く知りたがるし、毎日私に何度も電話をするような人だ。
私は半分は冗談だと思って笑ったが、半分は真剣に受け止めて悲しく思った。
次第に悲しさが勝ってしまい、自分は信用されていないと思ったら涙がボロボロ出てきた。
それを見た彼が『もちろん冗談だよ！プライバシーに関わるようなこと、するわけないよ！』
そこで笑えたら良かったのだが、感情をうまくコントロールできない。
よくわからずにしばらく泣く。
冗談が通じなくて、何事も真剣に受け止めすぎて、刺激に弱い私。
恥ずかしい、こんなくだらない事で泣くなんて。
彼の前で泣いて、また彼を疲れさせたかもしれないと後悔した。
いつも付きまとって離れない不安。
鬱じゃない時も、漠然とした不安を感じることがある。
考えてもどうにもならないけれど、考えてしまう。
こんなはずじゃなかった、とため息をつく。
今なんとかやって暮らしているが、これさえも壊れてしまうかもしれないとも思ったり。
メンタルシックでない人はこんなこと思わないのかな。。。
散々ネガティブな事ばかり書いてきたが、良かったこともある。
【興味のあった職種で働けた】
ずっとオフィスワークをしてみたいと思っていた。
接客業だと毎日たくさんの人と会うので人の感情に左右されやすいし、気持ちが疲れやすいからだ。
オフィスワークだとそれほど人に会わず、パソコンに向かって黙々と作業できるので落ち着いて働けそうだと考えた。
実際働いてみると同僚と連絡をとりながらチームで仕事をこなさないといけないし、電話対応も大変で想像とは少し違ったが、お客の顔色を常にうかがう必要がなかった点は良かった。
【ビジネスメールを学べた】
飲食店ばかりで働いていた私は、以前までビジネスメールの書き方を全く知らなかった。
CCやBCCさえも知らなかった。
同僚を観察しているとみんな割と仲が良く、わきあいあいと話しているのを目にしたが、社内で共有されるメールを見ると、みんな堅苦しいビジネス用語を使って超丁寧な文章を使っていたので、私にはなんだか変な感じだった。
『はあ、日本で働くってめんどくさい。』と思ったが、郷に入っては郷に従えというので、そのメールを見習いながら私もメールを作成した。
「〇〇課 A様 いつもお世話になっています。資料を添付いたしましたのでご査収願います。〜」
真似してみたが、ビジネス用語を使う機会がこれまでなかったので違和感しかなく、こんな言葉を使っている自分が気持ち悪かった。
こんな風に毎日メールをしていると、次第にこれまでの自分のプライベートのメールが相手に失礼だったのではないかと思う様になった。
私は商品やサービスについて会社にメールで問い合わせる事がよくある。
完璧ではなくても、丁寧な言葉遣いでわかりやすい文章の作り方をしなければいけないと気付かされ、メールを作成するときに気をつけるようになった。
そして日本語だけではなく英語でもビジネスメールを作成する機会もあった。
英語にもメールでしか使わない言葉やルールがある。
数ヶ月後に海外に移住する計画があった私には、とても勉強になった。
【エクセルを使える様になった】
エクセルを使った事があるのは過去に2回ほどで、知識はゼロに近かった。
「エクセルできるようになると便利だよ。」と友人に言われていたし、使えるようになりたいなーとは思っていたが、そんな機会は今までなかった。
仕事を始める前にYouTubeを見て勉強するが、なかなか覚えられない。
仕事を始めて2週間ほどはエクセルでの作業が全く進まず、冷や汗をかきながら同じ画面をずっと眺めている状態だった。
辞める頃には最低限エクセルを使いこなせる様になり、少し自分に自信がついた。
同僚にたくさん質問して迷惑をかけたが、自分一人で学ぶよりも、働きながら学ぶことの方が早く身についたし、いろんなことを学べた。
働いていた時は辛くて毎日しんどかったが、振り返ると悪い事ばかりではなかった。
引っ越しを機に仕事を辞めることにした。
今回も長くは続かず、約６ヶ月で退職となった。
やっと仕事が辞めれて嬉しいという気持ちと、早くに仕事を辞めて申し訳ないという気持ちが混ざり合っていた。
オフィスでは退職する社員・アルバイト・派遣社員は菓子折りを贈るというのが風習となっていた。
私が勤務している間、数名のアルバイトが辞めていったので、何度かお菓子をもらったことがある。
大抵は￥3000ほどの50枚入りの煎餅やクッキーの大箱を、共有の冷蔵庫の近くにドンと置いていった。
私は辞める１ヶ月前から、どのお菓子を買おうか考えていた。
毎日オンラインショップを見て悩む。
（私は何事にも決断に時間がかかる。）
悩んだ挙句、40枚入り煎餅の箱をオフィスのみんなに、加えて同じ部署と隣の部署に小箱に入ったクッキーセットを購入した。
他の退職者が使う金額よりも、２倍ほどの金額になっていた。
最終日、同僚にお菓子を渡すと案の定「ありがとう！でもこんなにもらっていいの？やりすぎだよー（笑）。」と言われる。
私も少しやりすぎだとは思ったが、これくらいはしなければ気が済まなかった。
なぜかというと、まともに仕事ができず、迷惑をかけてしまったという罪悪感が大きかったからだ。
感謝というよりは、申し訳なかったという償いの気持ちでいっぱいだった。
なので、何をしても足りないくらい。
次の日、晴れて自由の身になった私だが『引き継ぎうまくできてなかったんじゃないか！？』『急に仕事を辞めて迷惑をかけたんじゃないか？』などと１週間ほどずっと考えていた。
