躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴15年&HSP。幸せを感じるのって難しい。

大量注文に苦しめられる

 

働いている飲食店に、予約注文が入った。

 

2週間後に150食分という大量注文で、さらに通常とは違うスペシャルメニュー。

 

嫌な予感がした。

 

理由はいくつかある。

 

  • 双極性障害の私は、いつもとは違うことに対して臨機応変に対応することが苦手
  • 慣れない仕事や、時間に間に合うように急いだりすると、焦ってパニックになりやすい
  • ミスをすることに対しての恐怖心が大きい

 

すでに気分が沈んでしまう。

 

予約の日が来るのが怖い。

 

 

 

当日。

 

早朝からの出勤だったが、前日は不安でぐっすり眠れなかった

 

職場に到着すると、空気がピリピリしている気がした。

 

通常メニューとは違うので、マネージャーに一つ一つ聞く。

 

お客が料理を取りに来る時間が決まっているので、ミスしてしまったら間に合わなくなる。

 

 

最初は順調に進んでいたが、次第にお客が来る時間が近づき、ばたつく私たち。

 

同僚「やばい、あと30分しかない!」

 

マネージャーがイライラしだす。

 

場の雰囲気に耐えられなくなる私だが、逃げるわけにはいかない。

 

マネージャー「最終確認をするから、料理の数を数えて!」

 

間違えてはいけないというプレッシャーとピリついた雰囲気のせいか、ちょっとパニック状態になった私はうまく数が数えられない

 

何度か数えてやっと数が合うが、自分が信じられなくなって、やっぱり数が間違っているのではないかと不安になり、また数え直す。

 

間違えたら大変な事になる。

 

マネージャーの怒る顔を想像して、恐怖心が大きくなる。

 

その後、同僚に数の確認を手伝ってもらい、なんとか準備は完了。

 

お客を数分待たせてしまったが、無事に料理を受け渡し、その日の仕事終了。

 

 

 

ほっとしたのも束の間、また不安が私を襲う。

 

  • もしかして料理の数が合ってなかったかもしれない
  • 箸や皿を入れ忘れたかもしれない
  • 後からお客が怒って、苦情の電話をしてくるかもしれない
  • マネージャーやオーナーにこっぴどく怒られるかもしれない

 

勤務終了して家に帰ってから、ずっとハラハラしていた。

 

それは次の勤務日まで続いた。

 

怒られる、怒られる、怒られる・・・

 

苦しい、苦しい、苦しい・・・

 

 

 

結局何の苦情もなかったし、むしろお客からお褒めの連絡をマネージャーはもらったらしい。

 

不安損。

 

しばらく鬱だった時間が無駄だった。

 

普段と違ったことや、大量の注文は受けたくない。

 

無駄に辛くなってしまうから。