躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴15年&HSP。幸せを感じるのって難しい。

双極性障害の私が苦手なタイプ

 

私は双極性障害II型になってから、人生の半分以上は鬱状態

 

ほとんどのことに興味が持てないし、面白いとか楽しいと思うことが少ない。

 

そうなってもう13年が経った。

 

気分が激しく上下するのを防ぐために、気分調整剤であるリーマスを毎日服用。

 

大きな鬱を抑える効果がある反面、大きな躁も抑えるので、激しく感動したり喜んだりすることもない。

 

簡単に言えば、いつも無表情でリアクションが薄く、冷めている。

 

笑うこともあるが、ほとんど愛想笑いだ。

 

そんな私の苦手なタイプはこんな感じ。

 

 

 

①リアクションが大きく、感情豊かな人

 

 表情が豊かだし話していて楽しいのだが、ずっと話していると疲れて愛想笑いさえもできなくなる。

 

②ハイテンションな人

 

 どうしてそんなに元気が出るのか、どうしてその状態が1日中続くのか不思議でしょうがない。

 

③騒いでいる人

 

 街中で誰かが騒いでいるのを遠目で見るだけでしらけてしまう。大声をだす必要性はあることなのか疑問に思う。

 

④幸せすぎる人

 

 幸せを感じにくい自分と比較して、人の幸せを素直に喜べない。 

 

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なぜそういう人たちが苦手かというと、全く共感ができないからだ。

  

それって、そんなに笑うこと?そんなに楽しいこと?

 

話に付いていけないし、すぐに疲れてしまう。

 

本当に体調が悪い時だと、彼らは決して悪くないのにも関わらずイライラしてしまう。

 

『私はこんなに鬱なのに、なんでみんなあんなにハッピーなんだろう(怒)!?どこからそんな元気が出てくるんだ(怒)??』

 

という性格の悪い自分が現れる

 

そして自分と彼らを比較して、より鬱を悪化させる。

 

なので、鬱の時にはこのような人に会わないようにしている。

 

 

 

鬱だけを抑えて、楽しみや喜びを増やすような薬があればいいのに・・・

急に決めたドタバタ海外旅行

 

 

躁状態の勢いで旅行とワーキングホリデーに行く日を急に決めて、十分な準備ができないまま日本を発った私。

 

まあ私の性格上、気になることや心配事が多すぎていつも準備を完璧に終わらせることはできないのだが・・・。

 

物事を効率よくこなしたいと思い、最善策を追求しすぎてなかなか物事を決められない。

 

 

 

たった5日間のアジア旅行。常に暖かい場所なので半袖短パンさえあればいい。普通であれば荷物は少なく、小さめのスーツケースで足りるだろう。

 

しかし、私はそこから直でオーストラリアに行くので荷物はかなり多かった。

 

更にその時は6月。アジアは夏だが、南半球にあるオーストラリアは冬だった。冬物がかさばって仕方がない。

 

今は必要のない23キロある冬物がたくさん詰まったスーツケースと、大きな2つのバッグを持って汗をかきながら移動した。

 

行く時期を分ければよかったと後悔した。

 

アジア旅行は結構行き当たりばったりだったが、ひとり旅で自由気ままに行動できたのでストレスは溜まらなかった。

 

初めて行く国の建築物や景色や食べ物は、今まで悩んでいたことを忘れさせてくれた。

 

言い換えれば、良い刺激は嫌なことを考える余地を与えない

 

旅行はいつも私をリフレッシュさせてくれる。

 

 

 

観光を楽しんでいるとあっとゆう間にオーストラリアへと出発する日になった。

 

この時点でやっとオーストラリアでの宿泊先を探す。

 

[価格・駅からのアクセス・レビュー・予約サイトの還元ポイント率] など比較しなければいけないことがたくさんあったけれど、時間がないのでとりあえず3泊だけ予約した。

 

日本語の通じない国から、また日本語の通じない国への移動。

 

国際空港へ向かうためにバスに乗るのも一苦労だ。

 

調べ物が追いつかなくて、最終日はアジア旅行を堪能している暇はなかった。

落ち込んだ時に聴きたい曲 英語版原曲「Let It Go」

 

 

一大ブームとなった「アナと雪の女王」。

 

松たか子さんが歌う「Let It Go(日本語)」は知らない人がいないほど有名な歌になった。

 

今回紹介したいのは、その原曲であるイディナ・メンゼルさんが歌う「Let It Go(英語)」だ。

 

少し日本語バージョンと歌詞は違うけれど、イディナさんの力強い歌声と歌詞の内容がズンっと胸に響いて、いつも涙ぐんでしまう

 

鬱で落ち込んで自己肯定力の低い時に聴くと励まされる

 

特にグッときてしまう歌詞を一部紹介。

 

下手くそな和訳はご了承ください・・・

 

 

『 Let It Go 』

歌:Idina Menzel

歌詞:Kristen Anderson-Lopez/Robert Lopez

作曲: Kristen Anderson-Lopez/Robert Lopez

 

※一部抜粋

 

Don't let them in

Don't let them see

Be the good girl you always have to be

Conceal

Don't feel

Don't them know...

Well, now they know! 

 

みんなを中に入れてはいけない

みんなに見せてはいけない

いつもいい子でいないといけないの

何も感じないように、知られないように、自分を隠すの・・・

でも、もうみんなは知っているわ

 

 

Let it go, let it go

Can't hold it back anymore 

Let it go, let it go

Turn away and slam the door!

I don't care what they're going to say

Let the storm rage on

The cold never bothered me anyway

 

そのままでいいの

もうこれ以上隠せない

そのままでいいの

彼らに背を向けてドアを閉めるの

みんなが何を言おうと私は気にしない

嵐を吹き荒らして

決して寒くなんてないわ

 

 

It's time to see

What I can do

To test the limits and break through

No right, no wrong 

No rules for me

I'm free!

 

その時が来た

何が私にできるのか見てみるの

限界を突破する

私には正解や間違いやルールなんてない

私は自由なんだから

 

 

Let it go! Let it go!

I am one with the wind and sky!

Let it go! Let it go!

You'll never see me cry!

Here I stand and here I'll stay

Let the storm rage on...

 

そのままでいいの

私は風と空と一緒にいる

そのままでいいの

もう私は泣かない

私はここにいるの、これからもずっと

嵐を吹き荒らして

 

 

Let it go! Let it go!

And I'll rise like the break of dawn!

Let it go! Let it go!

The perfect girl is gone!

Here I stand in the light of day...

Let the storm rage on!!!

The cold never bothered me anyway

 

そのままでいいの

夜明けのように立ち上がるの

そのままでいいの

完璧を求める子はもうここにはいない

光を浴びて私はここに立っているの

嵐を吹き荒らして

決して寒くなんてないわ

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)を知った時のスッキリ感

 

この言葉を初めて知ったのは2年前、留学で海外に住んでいた時のこと。

 

年に数回ある鬱の大波に飲まれ、学校へ通えない日々が続いた。

 

理解してくれる相手もいないし、何か改善策はないかとネットで検索していた時に見つけたのがHSPについての動画であった。

 

タイトルなど詳細は忘れたが動画中にいくつかの質問があり、これに当てはまったらあなたはHSPです、というような内容だった。

 

正にドンピシャだった。

 

私にぴったりの、一言で性格を表せる言葉があるのだと驚いた。

 

学校にまた通えるようになる直接の改善策ではなかったけれど、スッキリしたような気持ちだった。

 

 

HSPとは?

ハイリー・センシティブ・パーソン: Highly sensitive person, HSP)とは、高度な感覚処理感受性を、気質生得的な特性)として持つとされる人のこと

精神医学上の概念ではなく、病気や障害でもないので、DSM にも指定はされておらず医療機関HSPという病名を付けられることはない。

引用:ウィキペディア

 

HSPは病気ではありませんが、個人的には私が躁鬱病になってしまった要因の1つであると思います。

 

HSPが持つ性質とは?

HSPの属性は「DOES」という頭文字で表され、4つ全ての性質を持っているとされる
  • Depth of processing(処理の深さ)

HSPは感覚データを通常よりはるかに深く、かつ徹底的に処理しているが、それは神経システムにおける生物学的な差異によるものである

  • Overstimulated(刺激を受けやすい)

感覚的に敏感である。五感や、人の感情や雰囲気から自身の内部に入り込まれ受ける刺激が非HSPに比べ強い。何に対して敏感かは個人差がある。心身ともに疲れやすく、不機嫌や体調不良などにつながりやすい。嫌なことだけでなく、楽しいことでも刺激が多すぎると疲労になる。

  • Emotional reactivity and high Empathy(感情的反応性・高度な共感性)

共感力が高く感情移入しやすい。「ミラーニューロン」の働きが活発であることが示唆されている。

  • Sensitivity to Subtle stimuli(些細な刺激に対する感受性)

人や環境における小さな変化や、細かい意図に気づきやすい。

 引用:ウィキペディア

 

<処理の深さ>

 旅行計画を立てる時、どうすれば効率よく観光できるかを考え続ける。終わりなく情報を調べ続けるので時間がかかる

 

刺激を受けやすい

 うるさい場所では勉強ができない。静かな図書館でさえも、人の出入りや会話が気になって読書に集中できない。人がたくさん集まる場所が苦手。

 

感情的反応性・高度な共感性

 誰かがイライラしたり怒っていると、何もしていないのにも関わらず自分が怒られているように感じてしまう。

 

些細な刺激に対する感受性>

 匂いに敏感な方で、他人の家の匂いが苦手。自分の匂いのする枕や布団でないと落ち着いて眠れない。

 

HSP鬱病の違いとは?

HSP鬱病躁鬱病と似ている気もするが、医学的には全く異なるもので、一番の違いは先天的か後天的かということ。

 

個人的にはHSPの気質は以前からあったが、躁鬱病になってからその症状がひどくなり、その影響で気分の落ち込みで家に引きこもったり、涙が出やすくなった。

 

HSPの長所とは?

HSP自体は病気ではなくあくまで気質なので、長所と捉えてみることができる。短所は長所と言いますよね。

 

  • 物事を追求できる
  • 細かなことにすぐ気づける
  • 相手の気持ちになれる
  • 深く感動できる

 

物は考えようってやつだ。

 

気になった本

HSPについて調べていると面白い本を見つけた。こんな本を読めばHSPで悩んだ時だけでなく、鬱の時でも気分が良くなりそうだと思った。

 

今話題になっている”HSP=繊細さん”に関しての本。筆者である武田友紀さんはHSP専門カウンセラーであり、そして自身もHSP

 

漫画で読みやすい「繊細さん」の本。

 

漫画家おがたちえさんのHPSが共感できるあるある本。

 

大鬱からの大躁転 〜勢いのある躁転〜

 

 

年に1回ほど大鬱の後、10日ほどして大きく躁転した。

 

何か行動しなければいけないという強い衝動に駆られたのだ。

 

以前から行きたいと思っていた場所へ、1週間の一人国内旅行に行くことにした。

  

知らない土地に行って、新しいものを見て、気分を晴らしたかった。

 

 

そこから一気に観光地を検索し、そこに住んでいる友人にも連絡を取って会う約束をして、航空券と宿をとった。

 

贅沢したわけではないが、旅費の総額は10万円ほどだったと思う。

 

こないだまでお金を使う価値がないと思っていた自分はすっかりどこかに行っていた

 

お金を使うことよりも、新しい体験をすることの方が価値は大きかった。

 

旅行先で出会う人は誰も私のことを知らないし、余計な干渉はしない。

 

一人旅なので人に合わせる必要なく、自分のペースで無理なく観光し、友人とも会うことができた。

 

綺麗な景色や建築物を見ることで、ネガティブなことを考えることはなかった。

 

朝なかなか起きれないことも数日あったが、とても楽しい旅になった。

 

旅行を終えて自宅に帰ると、なぜこんなところで長期間クヨクヨ引きこもっていたんだろう、その時間が勿体無かったと思えるくらい気持ちがスカッとしていた

 

 

 

 

 

そして躁転はまだ続いた

 

旅行から帰ってきてしばらくしてワーキングホリデーで2年間オーストラリアに行くことを決めた。

 

出発日は2週間後。

 

大学在学中からしたいと思っていたワーキングホリデーで海外滞在。

 

1年以上前から日程をいつにしようかずっと迷っていた。ビザの準備や医師に相談はしてあったが、なかなか決められずにいた。

 

 

なぜだかわからないが、今しかないと思った

 

何もせずに家でじっとしてるなんてできなかった

 

何かを変えたかった

 

さらにオーストラリアへ行く直前に急遽アジア旅行まで組み込んだ。

 

日本→アジア旅行(5日間)→オーストラリア(2年)

 

出発までの2週間はとても忙しくなった。

 

  • クレジットカードや銀行口座の整理
  • 海外保険の手続き
  • 日本の運転免許の早期更新
  • 医師に英語の診断書を依頼
  • 現地で日本語対応可能な病院を検索
  • 滞在先の予約
  • 現地アルバイト情報の検索

 

2年もオーストラリアに滞在するとなると調べることは尽きない。 

 

それに加えてアジア旅行の観光地や宿泊先検索までしていると、2週間はあっと言う間に過ぎてしまい、はっきり言って準備の時間が足りない程だった。

 

 

 

 

この時の自分の行動力は本当にすごかった

 

家族や友人に「えーっ!そんな急に海外に行くの!?」と驚かれたのを覚えている。

 

今となって考えると、あの時の私の体調は決して良いとは言えなかったが、医師と家族に「辛くなったらすぐに帰国する。」という約束をして日本を出た。

 

大鬱からの大躁転 〜大鬱の過ごし方〜

 

 

コールセンターのアルバイトで打撃を受けてから、なかなか立ち直れずにいた。

 

なかなか新しいアルバイトを始める元気が出ない。

 

そしてさらに家族のことで大鬱の波に飲まれた。

 

 

 

[大鬱1日目]

 

大泣きしてなかなか泣き止まない

 

今まで忘れていた悪いことまで思い出す。

 

なかなか寝付けない。

 

[大鬱2日目]

 

まともにご飯が食べられなくなる。

 

お腹も空かないので、まるで胃がなくなって空腹感なんて存在しないみたい。

 

水分もほとんど摂らないのでトイレもあまり行かない。

 

お風呂にも入る元気はない。

 

体が重くてベットから動けない。

 

家族と顔を合わせたくないので部屋にこもる。

 

起きているとすぐに疲れてしまうので、昼寝をたくさんする。

 

[大鬱3日目]

 

流石にお腹が減ってくるので、常温でも大丈夫なシリアルやパンをキッチンからごそっと持ち込んで部屋で食べる。

 

食欲が湧いてものを食べれるようになったのはいいが、それを素直に喜べない。

 

1袋数百円のお徳用シリアルを食べながら、自分にはこんな安価なものさえも食べる価値はないと思い、涙が出てくる

 

私には数百円も使う価値のない人間だ。

 

自尊心が極端に低くなる

 

気がつくと2キロほど痩せている。

 

[大鬱4日目]

 

本当はもっと部屋にこもっていたいが、あまり酷い状態を家族に見せたくないので、しかたなく家族と一緒にご飯を食べるようになる。

 

食欲が以前と変わらないほどに回復する。

 

家族との会話は最小限で、私は常に無表情

 

昼寝の時間は少なくなって、時間を持て余す。

 

2時間の映画を見る集中力はないので、10分くらいのYoutube動画を見る。

 

内容はあまり頭に入ってこないが、頭を使わずにぼーっと見ることができる。

 

 [大鬱5日目]

 

むっつりしながら家族とご飯を食べ、体重も元に戻る。

 

無気力なので、何も手につかない

 

一日中いろんなことを考える。

 

  • 働かないでお金を使う価値はない
  • まともに働き続ける事ができないし、仕事をしていて楽しいと思った事がない
  • こんなに苦しみながらお金を稼ぐために働くことは必要なのだろうか
  • 生きる意味とはなんなのか
  • 意味があって生まれてきたのなら、私は何のために生まれてきたのか
  • なんで躁鬱病になってしまったのだろう

 

何を取ってもネガティブに捉えてしまう。

 

 

 

悲しいニュースは自分の身のように心が痛む[HSP気質]

 

 

朝と夕方にご飯を食べながら、テレビでニュースを見るのが日課だ。

 

学生の頃は芸能ニュースしか興味がなかったけれど、今は新型コロナ、経済、世界のニュースの方が気になる。

 

毎日いろんな報道がされるけれど、なぜかネガティブなニュースばかりが耳に入ってくる

 

そしてまるで自分の身に起こったように感じてしまうことが多々ある。

 

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ドライブレコーダーのあおり運転映像

 

 ただでさえ運転することに恐怖心を持っているのに、もしあおり運転をされ、相手が車から降りてきて、暴言を吐かれたらと想像してしまう。ドライブレコーダーの映像は生々しい。あおり運転をした人の怒鳴り声が入っていると、まるで自分が怒られているように感じて泣きたい気持ちになる。

 

②動物虐待

 

 ブリーダーがペットを飼育放棄する事件など、動物を物のように扱うのは許せない。そしてとてもショックを受けたのは、ある家の監視カメラの映像を見た時だった。抵抗できないペットが隣人によって虐待されていたのだ。なんでこんなひどい事ができるのだろうと人間性を疑う。アメリカでレディーガガの犬が誘拐された事件や、多数のフレンチブルドッグが盗まれる事件も、犬を飼っている私にとっては考えられないような事件だ。

 

③世界情勢

 最近ミャンマーについてのニュースを見る。ミャンマーは訪れたこともないし知識も全くないが、クーデターで人々が激しく争っている映像を見るのが辛い。平和な日本では考えられないが、今の時代でも世界のどこかの国で戦争が起こっているかと考えると本当に悲しい。

 

④殺人事件

 

 一方的に恨まれて殺害されるようなストーカー事件や、無差別殺傷事件を見ると心が痛い。何も悪いことをしていないのになぜこんな運命になってしまったのだろう。人間には幸せと不幸は繰り返しやってくるが、これは不幸という言葉では片付けられない事だ。

 

⑤自殺

 

 去年は芸能人の自殺がニュースでたくさん取り上げられ、テレビやネットで話題が絶えなかった。彼らの顔を知っているだけに、知人が亡くなったように身近に感じ、何があったのだろうとしばらく考えてしまう。このことを全く予期していなかったであろう、彼らの家族の気持ちも考えてしまう。今でも彼らの出演作品や写真を見ると悲しい気持ちになってしまう。

 

 そこからどんどん考えが広がって、人間の死についても考え出す。自殺は悪いことなのか・・・自ら死を選ぶことは悪いことなのか・・・何が悪で何が善なのか・・・生物は生まれたら必ず死が訪れる・・・死は早いか遅いかの話・・・しかし早くに死ぬと自分を育ててくれた家族を悲しませることになる・・・ぐるぐるこんなことを考える。

 

 

 

私は人の感情や出来事を自分のことのように感じやすい

 

悲しいニュースを聞くと鬱気味になってしまう。

 

毎日楽しくてウキウキするようなニュースばかりになってほしい。

 

 

コールセンターのアルバイト② トラウマクレーム対応

 

 

コールセンターのアルバイトを始めて2週間ほどたったが、一向に仕事に慣れなかった。

 

接客用敬語には違和感があるし、商品やサービスを進めるような話し方ができなかった。

 

成果を上げられずに毎日が過ぎる。

 

お客から断られるたびに元気が無くなってくる。

 

将来コールセンターで働きたいとも思っていないし、仕事内容にも興味がない。

 

だが働いている会社に申し訳ないし、自分に対しても嫌になってくる。

 

仕事に行くのが少し億劫になってきた。

 

 

 

そんなある日、ついに大きな鬱の波がやって来た。

 

普段通り、パソコンを見ながら指示された通りに電話をかけていく。

 

いつも通りお客に断られて通話が終了する。

 

そしてある個人経営の会社へ電話をかけると、男性が電話に出た。

 

私「私、〇〇会社の□□というものでございます。△△の件でお電話いたしました。」

 

男性「お前、何回言ったらわかるんだーっっっ!!

 

急に大きな声で怒鳴られた。

 

私は思いもよらない言葉になんと言えばいいかわからなかった。

 

男性「それはもういいと言っただろっ!

 

なかなか怒りが収まらないらしく、一方的に怒られる。

 

私「・・・はい。・・・はい。申し訳ございません。」

 

男性が気のすむまでその話を聞いて、ひたすら謝るしかできなかった。

 

それがかなり長引き、我慢も限界にきた。

 

涙が溢れて何も言葉を発することができなくなったので、そのクレーム対応を上司である社員に任せた。

 

なんでここまで怒られないといけないんだろう。

 

指示通りに電話しただけなのに。

 

男性は同じ人物が何度も不必要な電話をかけて来たというが、私は初めてこの人に電話をした。

 

さらに私が働いている会社は下請けであって、親会社が発信リストを作って指示をしている。

 

私がミスしたわけではない。

 

飛んだとばっちりを食ってしまった。

 

自分は間違っていなかったし悪く思う必要は全くないのだが、自分を責めてしまう

 

その後、なかなか気分を切り替えることができず、泣き止むのに時間がかかった。

 

 

 

コールセンターのアルバイトをして、自分に対して気づいたこと。

 

  • 会話が下手くそ
  • よく咬んでしまう
  • 顔が見えないと相手の様子が伺えないので怖い
  • クレーム対応ができない

 

この経験でコールセンターの仕事は私に全く向かないということがわかり、もう二度と働かないと決めた。

 

 

 

たまに自宅へ不必要な勧誘や営業の電話がかかることがあるが、私はイライラしたりせず、丁寧に断るようにしている。

 

指示されて電話しているアルバイトに非はないと知っているからだ。

 

コールセンターのアルバイト① 初日

 

受付業務の派遣が終わり、私は(たぶん)軽躁状態だった。

 

3週間の旅行でたくさんお金を使ってしまい、罪悪感を感じたのでまたすぐに仕事を探すことにした。

 

あるコールセンターの求人を見つけた。仕事内容は興味が持てなかったが、1ヶ月ほどの短期で時給が良かったので働くことにした。

 

 

 

勤務初日にそのコールセンターに向かう。

 

高層ビルに広々としたオフィスを構え、100人以上の従業員が働いていた。

 

このような場所に来たことがないので緊張する。

 

私を含めて10人ほどのアルバイトが研修を受けに来ていた。

 

簡単にいうと、企業へ営業の電話をする発信業務である。

 

何枚もの資料が配られ、それを見ながら仕事内容の説明をされる。

 

会話の流れ、営業の決まり文句、問題対処などマニュアルがたくさんあった。

 

そしてコールセンターの業務は言葉使いが重要である。

 

資料には間違えやすい敬語のリストが作られていた。

 

例えば、お客に相づちをうつために「そうなんですか〜。」「そうなんですね。」と言ってはいけない

 

「さようでございますか。」

 

と言わなければいけないと研修をしている社員に言われ、笑ってしまいそうになった。

 

私は今までの人生でこの言葉を使っている人に出会ったことがないからだ。

 

研修を終えて、そのあとは新人同士でぎこちのないロールプレイングをする。

 

お昼休みのあとは、パソコンで営業先のリストを見ながら実際に電話をかける。

 

この時点では、「世の中にはこんな仕事もあるんだな。」くらいにしか思っていなかった。

 

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子供が苦手

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鬱でない時は社交的な一面もあるが、基本的に人と関わることが苦手だ。

 

特に子供が苦手。

 

親戚や周りの親しい友人に子供が少ないこともあるのかもしれない。

 

 

 

親戚の子供に会うときはいつも困ってしまう。

 

特に1歳くらいの赤ちゃんになんと声をかけたらいいのかわからない。

 

まだ言葉を話せないので会話が成り立たず、一方通行の会話をしなければいけない。

 

言葉が見つからず、なんだかギクシャクした空気になってしまう。

 

 

 

学校が休みの時期のショッピングモールは最悪だ。

 

保育園生くらいの子供が走り回ってワーワー騒いでいると、すぐに家に帰りたくなる。

 

1人ならまだいいが、何十人もの子供達がそうだと頭が痛くなってくる。

 

混雑している場所も苦手だし、騒がしい場所も嫌い。

 

体調が悪いとよりイライラしやすくなる。

 

だからなるべく学校が休みの時期、週末や祝日は外出しないようしている。

 

私にとって平日の昼間が、一番ストレスなく落ち着いて買い物ができる時間帯だ。

 

 

 

10代の思春期の子たちもどう接していいかわからない。

 

彼らに物心がついてきてシャイな部分が出てきたり、大人に気を使って遠慮したりする。

 

それを察して、より自分が大人な対応を彼らにしなければいけないと思う。

 

要するに大人と会話する以上に変に気を使いすぎて疲れてしまう。

 

 

 

子供達には悪気はなく、ただ普通に遊んでいるだけなのはわかっている。

 

私が子供の時もきっとこの子たちのようにしていたし、うるさく騒いでいたこともあったと思う。

 

決して子供が大嫌いというわけではないので、いずれ自分も子供が欲しいと思っているのだが、これは矛盾だろうか・・・。