ウィキペディアに双極性障害(躁鬱病)について掲載しているので、改めてその症状について調べてみた。そして自分の症状(双極性II型)と比較してみる。
双極性障害とは?
双極性障害は、躁病を伴う双極I型障害(英: bipolar I disorder)と、軽躁病を伴う双極II型障害(英: bipolar II disorder)に区分される。躁病、または混合状態が1回認められれば、双極I型障害と診断される。
引用…Wikipedia
双極性I型障害とは?
躁病、または混合状態が1回認められれば、双極I型障害と診断される。抑うつと躁病と、これらの症状のない寛解期とをはさみながら循環することが多い。躁病あるいは抑うつから次のエピソードまでの間隔は平均して数年間である。また、躁病と抑うつの症状が混ざって出現する混合状態(混合性エピソード)が生じる場合もある。
引用…Wikipedia
双極性II型障害とは?
双極II型障害では、抑うつと軽躁病のエピソードのみが認められる。軽躁病は、患者や家族には病気とは認識されにくいため、自覚的には反復性のうつ病であると考えている場合も多い。症例によっては特定の季節に再発を繰り返すこともある。抑うつから急に躁状態になること(躁転)はまれでなく、一晩のうちに躁転することもある。また1年のうちに4回以上の抑うつエピソード、躁病エピソードを繰り返すものを急速交代型(英: Rapid Cycler)と呼ぶ。
引用…Wikipedia
抑うつエピソード
双極性障害の抑うつは単極性のうつ病と症状が似ており、完全に区別はできない。うつ病と異なり、抗うつ薬の処方は躁転させる危険性が高いため、出来るだけ処方を控えるようになっている。特に、三環系抗うつ薬と呼ばれる古いタイプの抗うつ薬では、躁転、急速交代化など、悪化する恐れがある。単極性のうつ病に比べると、難治な傾向があると言える。DSM-IV-TRによるうつ状態の診断基準は、以下の症状が5つ以上みられる状態が2週間以上続き、社会活動や人間関係に著しい障害を生じることである。これらの症状のうち少なくとも1つは、(1)抑うつ気分、あるいは(2)興味または喜びの喪失である。
- 抑うつ気分。
- 興味、喜びの著しい減退。
- 著しい体重減少、あるいは体重増加、または、食欲の減退または増加。
- 不眠または睡眠過剰。
- 精神運動性の焦燥または抑止。
- 疲労感または意欲の減退。
- 無価値感、または過剰であるか不適切な罪責感。
- 思考力や集中力の減退、または、決断困難がほとんど毎日認められる。
- 死についての反復思考(死の恐怖だけではない)、特別な計画はないが反復的な自殺念慮、または自殺企図するためのはっきりとした計画。
引用…Wikipedia
[私の場合]
1、一年の半分以上は鬱気分。
2、興味があることが少ない。
3、ストレスを感じると過食傾向。病気に関係あるかわからないが、体重は病気発症当と現在では10キロの違いあり。
4、過眠症になりがち。
5、人に後れを取っていると比べて焦りがち。
6、疲れやすい。
7、気分のどん底になると、自分には価値がないと思うことがよくある。
8、集中力がなく、すぐに決断ができない。
9、自殺願望はないが、たまに消えたい・どこかに隠れたいと思うことがある。
軽躁病エピソード
躁病と類似しているが、入院するほど重篤ではなく、精神病性の特徴(幻聴・妄想)もないなど、社会生活に大きな支障をきたさないことが特徴である。期間の面でも、躁病は7日以上とされているのに対し、軽躁病は4日間以上とされている。過去の軽躁病を的確に診断することは容易ではない。DSM-IV-TRによる 軽躁病の診断基準は、以下の症状がAを含む4つ以上みられる状態が4日間以上続くことである。
- A. 持続的に高揚した、開放的な、またはいらだたしい気分が、少なくとも4日間続くはっきりとした期間があり、それは抑うつのない通常の気分とは明らかに異なっている。
- 自尊心の肥大: 自分は何でもできるなどと気が大きくなる。
- 睡眠欲求の減少: 眠らなくてもいつも元気なまま過ごせる。
- 多弁: 一日中しゃべりまくったり、手当たり次第に色々な人に電話をかけまくる
- 観念奔逸: 次から次へ、アイデア(思考)が浮かんでくる。具体的には、文章の途中で、次々と話が飛ぶことなども含まれる。
- 注意散漫: 気が散って一つのことに集中できず、落ち着きがなくなる。
- 活動の増加: 仕事などの活動が増加し、よく動く。これは破壊的な逸脱行動にも発展しうる。
- 快楽的活動に熱中: クレジットカードやお金を使いまくって買物をする、性的逸脱行動に出る。
引用…Wikipedia
[私の場合]
1、元気があるとなんでもできるし、すぐに行動を起こすことができる。
2、当てはまらない。眠らないと元気が出ない。
3、数年前は急に思い立って、いろんな友人に電話をかけたくなることが何度もあった。
4、当てはまるかわからないが、話したいことがあると、今までの話のつながりに関係なくどんどん話すときがある。
5、基本的に集中力がない。
6、欲張りな性格なので、時間を有効的に使いたい。予定を詰めすぎたり、ダブルワークで休みなく働くこともある。
7、以前は買い物しすぎたり、常に彼氏がいないとやっていけなかった。
こうしてみると、私の症状とほぼぴったり合う。
たまにこうやって客観的に症状を見てみると、「鬱の波がきてるな。」とか「ちょっと軽躁っぽいから注意しよう。」と心の準備をすることができるかもしれない。