私はとても傷つきやすい性格だと自覚している。
益田先生が例を挙げているように、私は双極性障害II型であるし、医者には言われたことはないが社交不安障害、不安障害でもあると思っている。
そして何事も『ま、いっか。』と終わらせることができないし、0か100しかないと思っている、白黒思考だ。
その様な性格の人は傷つきやすいという。
白黒思考になった理由の一つとして、祖父の影響があると思う。
両親が共働きで、同居していた父方の祖父母に面倒を見てもらっていた私。
祖父の口癖は『なんでも一番にならないといけない!』だった。
小学生の時から、『県内で一番頭のいい高校へ入学しなさい!』と言われた。
さらに教師の家庭だったので、周りの目もあって『自分は頭が良く、いい子でなければいけない。』と思っていた。
その様な環境だったので、次第に一番に固執する様になっていったと思う。
なので、小学生の頃に市内のピアノの発表会で3位に入賞しても『3位なんて大した事ない。自分はまだまだだ。』と思い、嬉しくはなかった。
高校受験で県内で2番目の進学校に受かっても、『一番頭のいい高校に入れなかった。』と喜べなかった。
大学受験で第一志望に落ちて、第二志望の大学に合格したときも、祖父や両親に対して後ろめたい気持ちだった。
『私は一番になれない、ダメな人間だ。』
口には出さなかったがそう感じていたし、自分自身に落胆することが多かった様に思う。
環境のせいもあるが、生まれつきの性格のせいもあり、私はとても傷つきやすい人になったんだと思う。
やっぱり、自分1人でこの様な性格を変えることはできないから、薬物治療とカウンセリングをしてもらって、少しずつ良くしてくしかないのかなと思う。