『友人の子供たちに対するしつけを見ていて、つらかった』という記事を書いて、自分の過去を思い出した。
私が小学生の頃、よく従兄弟が私の家に遊びにきた。
私は大好きな従兄弟が家に来てくれてルンルンだった。
たまに会える従兄弟との時間がとても楽しかった。
しばらくして従兄弟が帰宅すると、私は父に怒られた。
父「なんで自分だけジュール飲んでるの?お客さんが来たら、先に飲み物出してあげないとダメでしょ!」
今まですごく楽しい時間だったのに、一気に地獄に落とされた感じ。
父はお客さんが来たらどのようにもてなすかを私に教えようとしていたのだが、父は怒るとすごく怖かったし、私には『悪いことをするつもりがなかったし、普通に楽しんでいただけなのになぜかすごく怒られた。』というふうに捉えていた。
そのことで数回怒られた記憶がある。
父が望むように、お客さんにお茶を淹れたり、お菓子を出したりしなければならなかったのだが、小学生の私にはそこまで気が回らなかった。
そんなに父に怒られるくらいならば、誰も家に来なくなれば良いと思っていた。
そうすれば父は怒らない(勿論他のことで怒られたこともあったのだが)。
この時くらいから、『人に怒られたくない。怒られてはいけない。』という気持ちが強くなっていったのかもしれない。
そして大人になってからも、ずっと『怒られること』にトラウマを持っている。
怒られることをしてしまったという、自分を責める気持ちが強いみたい。
なので必ず鬱になり、辛くなってしまう。