ある日、いつものように仕事をしていた。
私が働いている飲食店はクーラーもないし、窓を開けても風通しも悪い。
キッチンでは常に火を使って調理しているので滝のように汗が流れ、猛暑日の店内は地獄だ。
1人のお客が会計を済ませ、持ち帰りの料理ができるのを店内で待っていた。
こんなに店内がムンムンしているのに、暑くないのかな?
外で待ってた方が風があって涼しいのにな。
私「店内は今暑いので、外で待ってた方が涼しいですよ。」
お客は少し嫌な顔をして外へ出ていった。
その後商品を渡し、お客は帰って行った。

その日の夜、オーナーから従業員達は呼び出しを食らった。
オーナー「Googleの口コミにこんなこと書かれたんだけど、覚えてる?」
そう言ってオーナーはみんなに携帯の画面を見せた。
『本当にサービスにがっかりした。店内で待っていたら、暑いから出て行けと言われた。もう絶対にこの店に来ることはない。』
・・・もしかして???
そう、私が対応した客だった。
私はお客のためを思って、『外の方が涼しいので外でお待ちください。その方が快適だと思います。』という意味で声をかけたのだが、私の外国語はうまく伝わらなかったらしく、『店内暑いから外でてて!』みたいな感じで伝わってしまったらしい。
だからあんな表情だったのか・・・。
オーナーにそれを説明すると、怒られることはなかったが対応について注意された。
お客を待たせてる時の声がけはとても大事だと思っている。
一言あるだけで、待ち時間も長くは感じないし、お客の満足度も変わってくる。
お客のためを思って声をかけたのに、それが裏目に出てしまってすごく悔しかった。
悪いことをしているわけではないのに、気分がどん底になった。
この書き込みのせいで店の評判に泥を塗ったかと思うと、自分が恥ずかしいし、罪悪感でいっぱいだった。
数日間この事が頭から離れず何度も泣いたし、あまりにもショックが大きく2年間もこのブログに書く事ができなかった。
躁鬱の人にとって大きな失敗は長期間にわたって引きずってしまう。