あんまりピクサーのキャラクターが好きではなかったが、こないだテレビを見ていたら『インサイド・ヘッド2』の宣伝をしていたので気になっていた。
ある日、2015年に公開された『インサイド・ヘッド』映画を見てみた。
内容としては、人間の女の子ライリーの内なる感情がそれぞれキャラクター化され、女の子を成長させていくストーリー。
子供の感情をよく表しているし、よくできた物語だと思った。
『カナシミ』という青いキャラがいるのだが、それが私にそっくりで自分を重ね合わせてしまった。
私は双極性障害だが、うつの感情がとても多い。
いつも悲しく不安そうな顔をしていて、辛い時は歩けもしないし地面を這いつくばる感じがとても似ている。
自分と重ね合わせて少し泣いてしまった。
『インサイド・ヘッド2』も見てみたが、女の子が成長して13歳になった思春期の話。
小学生だった頃とは違ってもっと複雑な感情が増えてくる。
自分もいろんな感情がごちゃ混ぜな10代を過ごしたことを思い出した。
私たちにはたくさんの感情があって、その感情は消し合うのではなく共存している。
いろんな感情を認めて、喜びがメインになって主軸になるところがいいと思った。
感情のキャラクター達が主人公のライリーを褒めたり、幸せにしようとしたり、ライリー(自分)を愛しているところもいい。
双極性障害の自分もこんなふうに愛してあげたいと思った。