就活に苦戦しながらも、同級生が大学最後の年を楽しんている頃・・・
私は1日20時間ほど、ベッドの上で寝たり横になっていた。座っているだけで疲れてしまうので、ご飯を食べたらすぐベッドへゴロン。
一人暮らしの小さな部屋を歩くだけで疲れる。自分の体力が100分の1になっている気がする。
流石に20時間も眠れないので、ゴロゴロしながら携帯をいじっていた。
当時みんなが使っているSNSといえばmixiだった。毎日のように友達の投稿や写真を見たり、自分でもよく記事を書いていた。
人は大抵SNSにはいい出来事を書く。
【イベントに参加しました!】
【彼氏ができました!】
【就職内定決まった!】
人生を謳歌しているようなを記事を見るのが嫌になってきた。
自分が休学していることをずっと気にして過ごしているのに、人と比較して更に苦しくなる。
キラキラ輝いている人、成功している人は見たくない。私にはみんなが眩しすぎる。
次第に記事を書くこともほとんどなくなり、友達申請など無視するようになる。
そしてSNSを見ることが怖くなる。自分はなんてダメな人間なんだとより強く思うから。