躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴13年。幸せを感じるのって難しい。

新たな移住国の暮らしと優れない心の調子

 

ヨーロッパから帰国後に日本で数週間を過ごし、またワーキングホリデーの旅に出た。

 

今度はカナダだ。

 

初めて行く国だったのでとても楽しみにしていた。

 

 

 

到着間もなくして仕事を探し始める。

 

経験上、日本食レストランに応募すれば、余程のことがない限り簡単に仕事を得ることができる。

 

(オーストラリアの寿司店で、4日でクビの経験はあるが・・・あれは稀なケースだと思う。)

 

だが英語を学びに来ているのに、日本食レストランでたくさんの日本人と働いていたのではカナダに来た意味がない。

 

なので地元のカナダ人が多く働くレストランを探したが、いざ応募しようとするとなかなか勇気が出ない

 

外国で働くのも3カ国目だったのである程度の英語は話せるのだが、やっぱり不安で「試してみてダメなら、また次を探せばいい。」というように楽観的には考えられなかった。

 

不安が大きいと、何事もすぐ行動に移すことができない。

 

不安だから、徹底的に調べないと落ち着かない。

 

そこで求人記事を出している店をインターネットで調べた。

 

店の場所、規模、レビュー、お客が多い店かどうか・・・。

 

調べれば少しは安心して求人に応募できるかと思ったが、違った。

 

もし、オーナーの英語を理解できなかったらどうしよう。

 

もし、大きな店で毎日忙しすぎて疲れたらどうしよう。

 

もし、忙しくて混乱してパニックになったらどうしよう。

 

調べれば調べるほど、心配も増えるし、不安もどんどん膨らんでいく

 

英語の履歴書はもうすでに作成してあるのに、応募することをためらっていた。

 

候補の店はある程度絞ったのだが、決心がつかずに数週間もの間、放置状態だった。

 

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なんの仕事も応募できずに2ヶ月も経ってしまった。

 

この時の私は、引きこもり気味だった。

 

英会話サークルに通ったり、新しい友人を作ろうと飲み会にも積極的に参加したいと思っていたのだが、特に何もしていないのにも関わらず、体が疲れて外出できない日がよくあった

 

気持ちに体がついていかない

 

このままでは資金が尽きてしまうし、生活ができなくなってしまう。

 

心はまだ本調子ではなく不安もあったが、背に腹は変えられないと思い、ようやく履歴書をオンライで送った。

 

翌日イタリアンレストランのオーナーから連絡があり、面接に来ないかと言われた。

 

 

 

数日後に面接のためにイタリアンレストランに行くと、お洒落な内装で窓からの景色が良く、私の想像以上の大型店舗だった。

 

その日のお客は少なかったのだが、小心者の私はこのお店がお客でいっぱいになった時を想像して、もう緊張してしまい、落ち着かなくなっていた

 

近くにいた白人のヨーロッパ系の店員に面接に来たと伝えると、椅子で待つように言われた。

 

間もなくしてオーナーがやって来た。

 

40歳くらいの金髪のイタリア人女性だった。

 

英語の聞き取りに不安があったし、思いもよらない質問をたくさんされたらどうしようと考えていたが、実際はあっという間に面接が終わって、私の採用は決まった。