躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴13年。幸せを感じるのって難しい。

ヨーロッパでの飲食店アルバイト⑥ 〜パーティでの豹変と戸惑う私〜

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職場で不満を持ちつつもしばらく働き続け、年末になった。

 

私の働くレストランでは毎年クリスマスに、系列店合同でパーティーをすることになっていた。

 

参加費は社長持ちで、パートナーや家族も連れて来てもいいことになっていた。

 

私には連れがいなかったので、1人で参加することにした。

 

 

 

パーティー当日、日本人、中国人、韓国人、ミャンマー人、ドイツ人、インド人などいろんな国籍のスタッフやその家族が、計50人ほど集まった。

 

パーティー会場として使われた私の働く店は、座る席がないほど人でギュウギュウだった。

 

知らない人がたくさんいて落ち着かず、何だかソワソワした。

 

開始の時間になり、マイクを持って話し出したのはあのマネージャーだった。

 

おしゃれなスーツを着て、ニコニコしながら話し、時にはみんなを笑わせたりした。

 

彼の司会進行で社長が挨拶をしたり、ゲームをしたりとプログラムが進んで行く。

 

お酒を飲みながらワイワイと話したり、美味しいご飯をお腹いっぱい食べて、みんなパーティーを楽しんでいるようだった。

 

パーティーはとても盛り上がっていた。

 

 

 

一方私は心から楽しめずにいた。

 

いつも怒ってばかりのマネージャーが笑顔で司会をしていたり、スタッフ達と談笑している様子を見て違和感しか感じなかった。

 

まさか二重人格!?

 

普段と違いすぎて戸惑う。

 

社長やその家族の前なので、あえて明るく振る舞ったのかもしれないが・・・。

 

彼の冗談にみんな笑っていたが、私は笑えなかった。

 

あんなに笑顔でもいつまた怒りだすかわからないと思い、気が抜けなかったからだ。

 

どうしても楽観的になれなかった私は、こんな場でも気軽に彼に話しかけたり、目を見ることができなかった。

 

彼をあからさまに無視したわけではないが、できるだけ避けて、見て見ぬ振りをした。

 

鬱を感じさせるものをなるべく遠ざけたかった