躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴15年&HSP。幸せを感じるのって難しい。

キャンプでテントは使わない。キャンピングカー派。

 

物心ついた時から、両親と兄弟と一緒にキャンプに行っていた。

 

県内のキャンプ場や近隣の県など、年に3〜5回ほどの頻度。

 

父が車好きで、私が小学校一年生の時に小型の中古のキャンピングカーを購入した。

 

ワゴン車くらいの大きさで、椅子、テーブル、ミニキッチンがついていて、天井を持ち上げると2段ベッドになるタイプ。

 

車の高さが低いので、大人は少し屈まないと車内を歩くことができない。

 

小学一年生の私と保育園生の兄弟にとっては、そのキャンピングカーはちょうどいいサイズで、動く小さなセカンドハウスのようだった。

 

キャンプ場に到着してまずすることといえば、タープを張ること。

 

4つの棒を組み立ててからタープを張るのだが、これがなかなか安定せずに棒が倒れてしまう。

 

家族みんなで協力するのだが時間がかかるし、私はこの作業が嫌いだった。

 

その次に組み立て式のテーブルや椅子を運び、ご飯の時間までのんびりと過ごす。

 

寝る前にキャンピングカーの中の椅子やテーブルを動かしてベッドを作り、天井をグッと上に持ち上げて2段ベッドを作り、シーツを敷いてブランケットを運び入れる。

 

あとは寝るだけ。

 

2段ベットはあるもののスペースが狭く、母と私2人で寝るのが精一杯だったが、家のベッドとは違い、秘密基地のようで何だかワクワクして好きだった。

 

 

私が小学校高学年、兄弟が小学校低学年になると、さすがにキャンピングカーが窮屈になってきた。

 

そこで父が小さな中古のキャンピングカーを売り、新車の大きめのキャンピングカーを購入した。

 

トラックベースで、大人が車内を屈まなくても歩けるほどの高さだ。

 

運転席の真上に2段ベットがあるのだが、折りたたみの必要はない。

 

椅子をベッドに組み立てると、2段ベットと後部のベッドを合わせて、最大で大人5人寝れる広さ。

 

キッチンと冷蔵庫はもちろん、小さなシャワーとトイレもついている。

 

さらに外側には、収納可能なタープが備え付けてある。

 

タープが締まってある長い筒状部分の先に、棒を引っ掛けてぐるぐると回せば、簡単にタープが出てくる。

 

3分で完成。

 

タープ張りにうんざりしていた私には嬉しかった。

 

 

 

キャンプでキャンピングカーを使用して良かったことは、

 

  • テントを立てる必要がない
  • タープを張る必要がない
  • 雨でも濡れる心配がない
  • 車内で料理ができる
  • 冷蔵庫が使える
  • 走行中に電気を蓄えられるので、テレビを見たり、スマホの充電ができる

 

キャンプ通の人からすれば、キャンピングカーを利用することは邪道かもしれない。

 

しかし、簡単快適だし、クマに襲われる心配もないし、私はキャンピングカーでキャンプすることが好きだ。

 

そのキャンピングカーは購入から25年ほど経ってかなり古くなってしまったが、何とか現役。

 

いつか両親がいつでもキャンプできるように、新しいキャンピングカーを買ってあげたいなーと夢見ている。