エリザベス女王が亡くなったと言うニュース。
私が住んでいる国でも大きな話題になっていた。
近しい身内でもなければ、ロイヤルファミリーファンというわけでもないのに悲しい気持ち。
私がその存在を知ったのは20歳、イギリス留学をしていた時だった。
イギリスのどの観光名所に行っても、ロイヤルファミリーのグッズがお土産として販売されている。
マグカップ、キーホルダー、絵葉書など、イギリスの国旗と一緒にエリザベス女王の写真がプリントされている。
日本人の私からしたら不思議な感じだった。
日本では天皇陛下のグッズ販売など見たことがなかったからだ。
エリザベス女王は、14か国の英連邦国王及び王室属領・海領土の君主であるので、これほど世界中に知られた王はないだろう。
オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの共通の王でもあるので、イギリス以外の国の紙幣やコインにもエリザベス女王の肖像画が印刷されている。
海外生活数年間、女王が印刷されたお金をずっと使ってきたので、何だか親近感が湧いていた。
高齢なのは知っていたし死は必ず訪れるものなのだが、なかなかスッと理解ができない、やるせない気持ち。
ニュースを通してだが、知っている人が亡くなるのは悲しい。
この敏感な気持ちは、HSPの特徴の一つかもしれない。