双極性障害でHSPの私の日課は、不安や失敗など悪いことを常に考えてしまうこと。
特にうつ状態の時は最悪だ。
ベッドに入って寝ようとするが、次から次へと止まることなく悪い思考が頭の中を巡る。
『今日もたくさん失敗してしまった。なんて自分はダメなんだろう。』
『なんであんなこと言われたんだろう。あの人まだ怒ってるかな。』
寝つきが悪くなったり、酷い時は眠れなくなる。
そんな私が気になった本は、「寝る前に読むだけでイヤな気持ちが消える心の法則26:著者 中村将』。
カバーのそでには、
毎晩、眠る前に、一日のイヤな経験を振り返ったり、悪かったところを反省してはいけません。「イヤな気持ち」をひきずったまま寝てしまうと、眠っている間に「イヤな気持ち」が脳に定着してしまうからです。
寝る前にはイヤなことを「ニヤッ」と笑い飛ばしてから眠りにつきましょう!眠っている間、笑い飛ばしてしまった「良い気持ち」が定着するからです。
と記載されている。
『私も、ニヤッと笑いたい。いい気持ちで眠りたい。』と思った。
読み進めると、いい言葉がたくさんあった。
- 人生というものは、ありったけの苦労をするから、ありったけの達成感に出会える。
- 冷たい言葉で心が冷えたなら、しっかり温めることが最優先。
- 今ここにいるあなたは、3億のレースの勝者。そして、あなたの家族も友人も、3億のレースの勝者。存在するすべての人たちが、祝福されてたたえられる存在である。
ユーモアを交えた素敵な言葉に、少し気持ちが楽になった。
本を読み終えて、著者の別の本も読んでみたいと思いネット検索してみた。
すると残念なことに、筆者は病気で亡くなってしまったらしいが、辛い闘病中に実際にこの法則を実践していたらしい。
「寝る前にニヤッと笑わせてもらいました。辛い時にこの本を読めてよかったです。ありがとうございます。」と著者に伝えたい。
次回はこの本を読んでみたい↓