職場のオーナーから『もっと頑張らないと』と言われたのがきっかけで、鬱のどん底に落ちた私。
仕事に対する不安が最高潮になっていた。
この気持ちを一人で抱え込む事が出来ず、彼に私の気持ちを正直に話してみた。
私「『他の同僚のように、沢山の仕事をできるようにならないといけない。もっと頑張ってもらわないと仕事をあげられない。』と言われたのがショックだった。私はこれでも精一杯頑張ってる。休まず仕事に行ってるし、こんなに長くアルバイトを続けてるの初めてだし、鬱になっても人前で泣かずに働いてる。これって私にとっては凄いこと。これ以上の仕事や責任が増えたら、気持ちも辛いし、ミスも増えるし、そうしたら怒られそうで怖い。自殺願望があるわけではないが、つらくて消えてしまいたいと思うことがある。」
辛くて辛くて涙が止まらない。
彼「誰だって仕事で辛い時もあるよ。オーナーがそう言うのは普通だし、気にすることはない。僕にお金があれば、君は主婦になって仕事を辞めてもいいけど、今はそうはいかないんだ。僕にどうしろって言うの?」
わたしはただ彼に話をうんうんと聞いて欲しかっただけなのだが、彼は私の話しに反発し、イライラしているようだった。
私の味方になって欲しかったけど、精神病になった事のない彼には気持ちが伝わらないようだ。
しかし消えてしまいたいと言ったところで、彼も私の状態の深刻さを察したらしい。
躁鬱病、鬱病の人ならわかると思うが、消えてしまいたい、リセットしたいと言う気持ちになることがある。
朝から晩まで一日中続く絶望感。
毎日のように憂鬱な気分から解放されたい。
自殺をしたいのではなく、リセットできたら楽だろうな、不安や鬱から切り離した生活がしたいと考えているだけ。
そうしたらどんなに楽だろうか。
そんな話をして彼もかなりショックだったようだ。
この話をしなければ良かったのかもしれないが、結婚まで考えている彼に私の気持ちを知ってもらいたいと思って話してしまった。
それから2人の間にギクシャクした嫌な感じが残った。
次の日の朝も、何だかぎこちない雰囲気。
その後、いつものように自然と話せるようになるには結構時間がかかった。
私の闇が思ったより深いことを知った彼。
これ以上彼を悲しませたくはないが、これから末長く付き合っていきたいので、私の気持ちや状況を伝えていかないといけないと思っている。