躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴15年&HSP。幸せを感じるのって難しい。

愚痴を言っている間に鬱突入で、お風呂に入れなくなった

 

同僚のご機嫌が悪く、空気を読みながら、怒らせないように仕事をしていた。

 

同僚はむっつりして、とても静かに働いている。

 

いつもはひょうきんだし、よく喋るのに、ギャップが大きすぎる

 

『ドジをしたり、失敗しないようにしなきゃ。これ以上同僚を怒らせたくない。』とピリピリしながら私は働いていた。

 

失敗もなく何とか無事に営業を終えたのだが、常に気を遣っていたので、かなりストレスが溜まっていた

 

 

 

帰宅後、彼にその話をしてみた。

 

私「同僚が最近先輩ズラして偉そうにしているんだよね。あと仕事が大好きで、情熱を持ってやっているのはすごいけど、それを私に強要してくるから嫌だ。私は好きで仕事をしているんじゃなくて、生活のために仕方なく働いてるし、全然楽しいと思えない。でも同僚にうつの事は言ってないから、何も言えないし、なんか辛い。」

 

彼「人それぞれ仕事に対する考え方は違うし、それは気にすることないよ。鬱のことは言わないでも、いいから聞き流せばいいじゃん。何でもネガティブに考えすぎだよ。」

 

私「やっぱりしんどいし、本当は仕事を辞めたいくらいだよ(でもやめられない)。」

 

彼「そんなに愚痴ばっかり言わないでよ。僕だって仕事でいろんな大変なことがあるし、嫌なことだってあるよ。みんな辛い時はあるよ。でも仕事をしないと生きていけないでしょ?」

 

彼は元気付けようと、自分の経験談などいろんな話をしてくれたのだが、私は気分が悪くなってきた。

 

というのは、2つ理由がある。

 

  • 彼がこれだけ励ましてくれているのに、ポジティブになれない自分が嫌になった。
  • ネガティブに考えるのは躁鬱病なんだから、しょうがないじゃん。何で彼はわかってくれないの!?

 

ポロポロと涙が溢れてくる

 

喋れば喋るほど鬱々と気持ちが大きくなって、体がだるくなってきた

 

私「今日はもう疲れちゃった。お風呂に入る元気がないよ。」

 

彼「そんなこと言わないで、さっさとお風呂入って早めに寝なよ。」

 

私「どうしても無理。」

 

彼「飲食店で働いてるんだから、食べ物の匂いがうつって臭いし、僕も手伝ってあげるから、お風呂入ろう。」

 

何度も『入る・入らない』の会話が続き、彼もイライラしたようだった。

 

確かに油臭いし、彼も助けてくれようとしている気持ちはわかるけど、どうしても体が動かない。

 

体が石のように重い

 

顔を洗って、歯を磨いて、パジャマに着替えた。

 

これが限界だった(この状況だと、これでも自分でよくやった方だと思う)。

 

ベッドに倒れ込んで、すぐに眠りにつく。

 

 

『あれもこれもしなきゃいけない。私には時間がない。どうしよう。絶望的だ。』と夢の中で思い悩んで、目が覚めた。

 

9時間半眠ったのだが、脳は休んでいないようだ。

 

 

 

鬱になると、いつもできることができなくなってしまう。

 

お風呂に入れない。

 

部屋を片付けられない。

 

洗いものができない。

 

メールが読めない。

 

全てのことがどうでも良くなる。

 

そんな時、躁鬱状の家族や恋人に言いたい。

 

幻滅せずに、何も言わずにそっと見守っていてほしい

 

しばらくしたら調子が戻って、いつものように生活できるから