躁鬱の完治は諦めてます。

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カナダでカフェアルバイト④ 〜バリスタ体験〜

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数年前から、いつかバリスタの仕事をしてみたいと思っていた。

 

コーヒーの味には疎いが、飲むのは好きだったし、ラテアートをしてみたかった。

 

オーストラリアのカフェでは、興味はあったのだが、忙しくてラテ作りを学ぶチャンスがなかった。

 

ここではお客が少ない時間に、コーヒーマシーンを使っていろんなコーヒー作りを練習をする時間があった。

 

まずはコーヒーマシーンの使い方から学ぶ。

 

横幅約1m、抽出口が3つ、ミルクスリームが2つ、購入金額が数百万もする機械だ。

 

高価な機械なので、丁寧に扱わないといけない。

 

豆を挽き、それをぎゅっと型に押し込んで、機械にセットして、エスプレッソを抽出する。

 

抽出時間は確か28秒前後で、毎日バリスタが味を見て決めるので、毎日時間が変わる。

 

コーヒー味音痴の私には、手間がかかる作業だと思った。

 

そこまではすぐにできるが、ラテやカプチーノを作るのが大変だ。

 

まずミルクを泡立てるのが難しい。

 

細いノズルのスチーマーをミルクが入ったジャグ(ミルクを入れるステンレスのカップ)の中に差し込み、高熱の蒸気を出して泡立てるのだが、シューっという蒸気が出る音が大きくてビビってしまう。

 

きめが細かくて艶のある泡を作るにはかなりの練習が必要だ。

 

どうしても泡が荒くて見た目も悪いし、すぐに泡が消えてしまう。

 

かといって泡立てに時間をかけると、ミルクが熱くなりすぎて味が落ちるらしい。

 

ミルクが人肌に温まったら、それをカップに入ったエスプレッソに注ぐ。

 

よく写真で見るようなリーフの形をした模様を作るのは難しい。

 

リーフより簡単なハート形さえも作れない。

 

何度も何度も練習しても上手くならないので、自分の能力の無さにがっかりする。

 

同僚は何年もバリスタ経験がありコーヒー知識も豊富だし、素早く驚くほど綺麗なラテアートを作る。

 

どうしても自分のラテアートを比べてしまい、自身がさらになくなる。

 

 こんなものをお客に出せないし、出したくないと思った。