躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴13年。幸せを感じるのって難しい。

カナダのレストランアルバイト⑤ 〜あっけない解雇〜

 

夏の観光シーズンでお客でいっぱいの店。

 

同僚ともおしゃべりする時間がないほど忙しかったが、なんとかやっていた。

 

 

 

8月末に祖母が亡くなった。

 

葬式に出るために、急いで日本へ帰るための航空券をとる。

 

一週間後まで仕事のシフトは出ていたが、葬式に出ないともう一生祖母の顔を見ることができないと思うと、そんなことどうでもよかった。

 

イタリア人オーナー(妻)とチェコ人マネージャーに「急に休んでも申し訳ないのだが、身内の不幸のため、しばらく仕事に出られない。」とメールを送った。

 

マネージャーからは「わかった。オーナーに伝えておくよ。」とあっさりとした返信が来た。

 

オーナーからの返信はなかった。

 

 

 

日本へ帰国し、無事に葬式に出席でき、祖母に会うことができた。

 

そして3週間ほど日本に滞在してからカナダに戻った。

 

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9月中旬、オーナーとマネージャーに「カナダに戻ったので、いつでも働ける。」とメールをした。

 

マネージャーからは「もうレストランは忙しくなくなったから、働かなくていいよ。給料は預かってるから、いつでも取りに来て。」とさらっと解雇だとメールで告げられた。

 

今度もオーナーからの返信はなかった。

 

急に3週間も休んだ私が悪いのだが、仕事を辞めなくてはいけなくなったのでショックだった。

 

私は仕事に遅刻したり休むことはなかったし、帰国する際も理由を説明して、丁寧にメールをしたつもりだった。

 

身内の不幸が嘘で、急に勝手に休んだと思われてしまったのだろうか。

 

「それはお気の毒に。」とか「悪いけど、もう雇えないわ。」など、オーナーは一言も言って(返信して)くれなかった。

 

 

 

いまいち納得いかなかったが、レストランに給与を取りに行くことにした。

 

給与明細の紙の端っこに「Thank you!」とだけ書いてある。

 

オーナーが書いたのだと思うが、ちっとも感謝している気持ちは伝わってこない。

 

まるで『これであなたは解雇よ。じゃあね。』と言っているようだった。

 

そしてこれが一度も返信をしてくれなかったオーナーからの最後のメッセージだった。

 

 

 

確かにあのレストランは観光客に頼っているの店なので、夏は忙しく、冬は暇になる。

 

同僚のほとんどはワーキングホリデーの外国人や学生ばかり。

 

夏にたくさんそんな人を雇って、閑散期の冬にはほぼみんな解雇する。

 

外国人や学生なら文句も言わないとでも思ったのだろうか。

 

急な帰国をしていなくても、遅かれ早かれクビになっていたようだ。

 

そんなことは求人広告にも書いてなかったし、雇われた時にも言われなかった。

 

休憩やまかないもなしに働かせ、用がなくなればクビ。

 

オーナーに不信感が湧いてきて、「やっぱりこんなオーナーの元で働きたくはないから、辞めて良かった。」と思えてきた。