躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴13年。幸せを感じるのって難しい。

カナダのレストランアルバイト④ 〜繁忙期の心の疲れ〜

 

 

夏、観光客が増えるにつれて、お客の数も多くなった。

 

私は混んでいる店には行くのも嫌いだし、働くことも嫌いだ。

 

忙しさや長時間待つことは、気持ちの余裕がなくなり、人をイライラさせて怒りっぽくさせるからだ

 

お客とウエイターの板挟み状態に摩擦が増えてしまう。

 

 

だが、それとは逆に忙しくなる週末に働きたいスタッフもいた。

 

それはお客が増えるとチップも増えて稼ぎやすいからだ。

 

私はそれよりも、平和でゆったりと、気持ちの波を立てずに働きたかった

 

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週末は、待ちが出るほど店がお客でいっぱいの日がある。

 

こんな時はスタッフが足りないので、オーナーカップルのどちらかが出勤した。

 

男性60才ほどの中東系オーナー(イギリス人マネージャーの父)はユーモアがある人で、スタッフにも優しかった。

 

彼が受付係をしてくれるので、私はテーブルを片付けや掃除などの簡単な仕事をした。

 

彼の指示通りに動き、何かあれば彼が責任を取ってくれるので、気持ちの面でとても楽だ

 

 

 

だが、まれに忙しい日にオーナーがいない時があった。

 

お客を案内している間に、次々とまたお客が入ってくる。

 

基本的にお客は入り口で案内係が来るまで待たないといけないのだが、そのルールを知らない人たちは勝手に好きな席に座ってしまう。

 

そうすると、チップに厳しいウエイター達から私へ文句が出て来る。

 

ウエイターA「私のセクションに全然お客がいないんだけど!私にもお客を案内してよ!」

 

さらにもっと忙しくなると、たくさんお客のいるセクションのウエイターからも苦情が出て来る。

 

ウエイターB「僕の所はお客がたくさんいて手が回らないから、しばらくはお客を案内しないで!」

 

ウエイターから怖い顔をされるので、お客をコントロールしようとするのだが、長く待たされたお客も不満が募って、案内した席が気にくわないなどと言いだす。

 

客A「こんな狭い席は嫌!あの席がいいわ。」

 

そう言ってお客はよりによって「しばらくお客は入れないで。」と私に文句を言った忙しいウエイターのセクションの、まだ食器を片付けてもいないテーブルに強引に座ってしまう。

 

さらにキッチンも忙しくて料理の提供の時間が遅くなり、ウエイターの仕事なのに案内係にも

文句を言われる。

 

客B「注文してからかなり待ってるんだけど、いつ料理が来るの?」

 

客C「なんでメインのパスタが先に提供されて、前菜がまだ届かないの?」

 

店も他のスタッフ達もキャパオーバーだ。

 

私は案内係というかクレーム処理係をしているようだった。

 

こんな日は、HSPで人の感情に敏感な私の体も心もダメージが大きい

 

なんでこんな忙しい時にオーナーがいないのだろうと思うが、なんとかやるしかなかった。