本を読んでいたら面白いことが書いてあった。
その本の内容としては、「今の時代に1つの仕事だけをするのは不安定なので、いろんな仕事を同時にすると安定かつ相乗効果もあって良い。」ということだった。
筆者は大学生くらいの年頃の人に向けて講演会をすることがあるらしい。
講演中に彼らがつまらなそうにしていると、
筆者「君達は死ぬんだぞ。だから時間を無駄にはしてはいけない。」
そう言うと、彼らはハッとした顔をして真剣に話を聞くようになるらしい。
若い時に死なんか考えたこともない。
避けては通れない事実だと分かっているはいるが、身近に感じることができない。
しかし、はっきりと改めて事実を突きつけられるとハッと自覚をする。
時間は限られたもの。
いつ終わるかもわからない。
怖いと思う気持ちの反面、悔いのない生き方をしたいと思う。
そんなことを考えていたら、鬱を感じている時間がもったいなく感じてきた。
一度きりしかない人生。
いつか終わりが来るのであれば、楽しく過ごしたい。
毎日いろんなことに悩んでいる時間がバカバカしく思えた。
少しの間だが、鬱的思考から抜け出すことができた。
本の主題から少し離れた部分ではあったが、一番心に残った。