今でもよく覚えている歌がある。
子供の時に習った童謡「一年生になったら」だ。
作詞:まどみちお
作曲:山本直純
いちねんせいになったら
いちねんせいになったら
ともだちひゃくにんできるかな
ひゃくにんでたべたいな
ふじさんのうえでおにぎりを
ぱっくん ぱっくん ぱっくんと(※一部抜粋)
多くの人がこの歌を知っていると思う。
新しく小学生になる子供のワクワクした気持ちを歌った曲だ。
この歌を批判するわけではないが、思うことがある。
小学校に上がると、「友達をたくさん作りましょう。」「みんなと仲良くしましょう。」と先生に言われた。
たくさん友達がいる子、みんなと仲良くできる子が正義のように感じていたし、そうしなければいけないと思っていた。
だが本当にそうなのだろうか?
友達は少ないとダメなのか?
薄っぺらい関係の友達を100人作ってもいいのだろうか?
クラスのみんなと仲良くする必要はあるのだろうか?
HSPの私は人間関係をうまく保つことが難しい。
なるべく人に関わりたくないと思っている。
そんな私は友達が少なくてもいいし、みんなと仲良くする必要はないと思っている。
決して「みんなと仲良くしない=いじめたり、仲間外れにする」と言う意味ではない。
無理矢理に人に合わせて友達を作る必要はないと言うことだ。
人はそれぞれ性格が違うので、自分に合うような近しい存在を見つけることが難しい。
数が少なくても理解し合える存在がいれば、それでいいのではないだろうか?
薄っぺらい関係の友人を100人作っても、付き合いを継続するだけで疲れてしまう。
心を許せる友達が1人でもいたらいいと思うし、無理にみんなと仲良くしなくてもいいと思う。