数年前から英語の勉強としてYoutubeを見ることがある。英語を教えてくれる動画を検索していた時に見つけたのが井上ジョーさん。笑いたい時は、彼の動画を見るようにしている。
井上ジョーとは
歌手・作詞・作曲・音楽プロディーサー・ユーチューバー。
『井上ジョーJAPAN』 Youtube 登録者31.5万人(2021年2月現在)
両親は日本人だが、彼は生まれも育ちもアメリカなので、いわゆる日系アメリカ人。
日本で育ったのではないかと疑うほど、日本語が上手。さらにポルトガル語や北京語まで話せるマルチリンガル。
「NARUTO」のオープニングテーマ「Closer」の歌手(作詞作曲も)でもある。また関ジャニや他アーティストへ楽曲提供も行なっている。
動画の内容としては、
- 英語の正しい発音
- アメリカの文化
- 音楽に関すること
- 自身のミュージックビデオ
などだが、どれも面白い!!コントのような動画もあったり、芸人になった方がいいのではないかと思うほど(笑)。海外に興味がある人はもちろんだが、それ以外の人も楽しめると思う。
最初に見た動画の感想は、
「すごい勢いがあって、1人でたくさん話せてすごいな。やっぱりアメリカ人だからこんなにテンション高くて陽気なんだろうな。元気で羨ましい。」
だった。
彼の元気の良さに圧倒されながらも、動画を見て笑って、嫌なことも少し忘れることができた。
最近久しぶりに彼のチャンネルを見て見たら、なんと鬱について話している動画を見つけた。
普通の人が簡単に鬱って言葉を使う感じで言っているのかなと思ったが、違った。
いつものハイテンションな彼の表情とは全く違う。別人のように見えた。
鬱の波にのまれている今の自身の状況を淡々と話している。
彼は毎日悪夢で目覚め、鬱になるといつもお腹の調子が悪くなるらしい。
彼の症状と私の症状は全く同じではないが、共感できる事がたくさんあった。
なんだか複雑な気分になった。
ユーチューバーとして応援していた人、笑わせてくれていた人が実は鬱だったなんて・・・
なんだか少し悲しくなった。応援していた人が苦しんでいるのは胸が痛くなる。
その反面、ここにも私と似たように悩みを抱えた人がいるという、ちょっとホッとした気持ちもある。
こんなに陽気で多才な人でも、苦しむ時もある。悩みながらも楽しい人生を送ろうとしている。
色んな気持ちになったが、最終的に、
「私もなんとかやってみようかな。」
という前向きな気持ちになってきた。
これからも面白い動画も鬱の動画もどちらも見て、彼を応援したいと思う。