実際に海外へ行ってもっと英語を学びたい、現地での生活を体感したいと思うようになっていた。
そこで大学の夏休みを利用して、オーストラリアへ1ヶ月間の短期留学へ行くことにした。
いくつかの留学斡旋会社を調べ、ある会社にお願いをすることにした。
どの都市が良いか、どんな学校が良いのか、ホームステイをするかどうか・・・
何度か打ち合わせをするために会社へ通った。
田舎の方で、落ち着いた街。高層ビルの中に入った学校ではなく、広い敷地にレンガ造りの校舎が何棟か立っている雰囲気の良い学校。少し学校からは遠いが、駅から徒歩10分ほどのホームステイ先を選んだ。
私はこの短期留学をとても楽しみにしていた。
この留学計画を準備していたのは4月から7月頃。
ちょうど、
・学校の授業や課題が忙しかった時期
・サークルを2つ掛け持ちし、サークルの一大イベントである秋の文化祭に向けて練習をしていた時期
・新しいアパレルのアルバイトを始めた時期
・英会話教室に通っていた時期
と重なる。
そう、その時の自分は気づかなかったが、自分自身で負担に負担を重ねていたのだ。
「もう少し体力がない自分を理解して、気楽にやってればなー。躁鬱病にならなかったのかも。」
と思ったこともあったが、自分の好きなことには凝り性で、完璧にやりたいと思う性格上、いずれにせよ将来、躁鬱病にかかっていたと思う。
障がいのある方への就労移行支援【パーソルチャレンジ・ミラトレ】