躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴15年&HSP。幸せを感じるのって難しい。

海外で暮らすようになり、ミニマリスト化

 

20代の頃は、ショッピング中毒だった。

 

洋服、アクセサリー、靴、バッグ・・・欲しいものが尽きることはない。

 

似たようなものを持っていたとしても、少しデザインが違うだけで欲しくなったり、同じ商品を色違いでいくつも購入することも。

 

毎日、ヤフーショッピング、楽天市場ヤフオクなどをチェックし、常に何かを購入したくてしょうがなかった。

 

双極性障害を発症してから数年間は異常だった。

 

学生で収入がなのにも関わらず、暇さえあればデパートに行って何かを買う。

 

何一つ買わないで家に帰ることはほとんどない。

 

使わないのに、たくさんものを持っていることが幸せだった。

 

 

数年前からワーキングホリデー制度を使ったり、留学したりして外国で暮らしている。

 

短い時は1ヶ月、長い時でも半年程度で引っ越して別の町へ。

 

さらに1年に1回は帰国。

 

移動が多いので、基本的にスーツケース2つに入るものを所持。

 

引っ越しするときにそれ以上ものもがあれば、売ったり処分したり。

 

そんな生活を数年続けていると買い物をするときに、本当に自分が必要なものかをよく考えるようになった。

 

なるべくものを捨てることはしたくないし、無駄なものは買いたくないので、買い物はいつも慎重に。

 

  • 一目惚れでものを買わない
  • 何年も着たいので、流行のデザインの洋服は買わない
  • 使用頻度の少ないものは買わない
  • 場所をとるし、インテリア化してしまうので、バッグは必要以上に買わない
  • 1つあれば十分なので、似たようなデザインのもの、使用用途のものは買わない

 

ものが使えなくなったときに、それを処分してから新しいものを買う

 

 

 

また近々引っ越しをするかもしれないので、現在住んでいる部屋にはなるべくものを置かないようにしている。

 

実家にある思い出のものはなかなか捨てられないが、それでも近年断捨離をして随分と部屋がすっきりした。

 

歳をとってきたこともあるが、海外で暮らすようになり、だんだん物に対する価値観が変わってきたのかもしれない。

 

以前の私には考えられなかったが、ミニマムな生活が今は心地よい

 

HSPで双極性障害の私が飲み会に行った結果・・・

 

職場の飲み会が開かれることになり、楽しみ半分、不安半分。

 

しばらくモヤモヤした日々を過ごしていた。

 

betterlifewo.hatenablog.com

 

 

そして当日。

 

夜から飲み会があるのだが、朝からソワソワしていた。

 

『大丈夫かな?失礼なことをしたり、変な発言してしまわないかな?』

 

 

 

レストランへ着くと、しばらくして次々参加者が集まりだした。

 

いつもの仕事着と違って、みんな私服で不思議な感じ。

 

従業員Y「こんばんはー!初めまして!」

 

多店舗の従業員で、会ったことがない人も数名いた。

 

『初対面だと、気を遣って疲れちゃうんだよなー。』と心の中で思った。

 

でもすぐに『コミュニケーションをとって、仲良くならなきゃいけない。うまくやらなきゃいけない。』と半強制的に思った。

 

 

参加者20人が揃ったので、乾杯して食事が始まった。

 

食事は悪くは無かったのだが、たくさん人がいる中で話をしながら食べると、緊張してあんまり味がよくわからなかった。

 

たいして面白い話もできないのに、沈黙があると『何か話さないと。』と思ってしまう。

 

そして『ちょっとお酒を飲んで、緊張感を解こう。』と思い、グビグビとお酒を飲んでいたら、思ったよりも酔っ払ってしまった。

 

飲み会の終わり頃は、ほろ酔いでいい気分だし、『みんな楽しそうだったし、私もうまく立ち回れたかな。』と思った。

 

 

 

帰宅後は一転、鬱に突入。

 

  • 酔っ払って、同僚に無礼なことをしてしまったのではないか?
  • 変な発言をしてしまったのではないか?
  • もっと周りに気を遣えばよかったのではないか?

 

誰に何か注意されたのではないのだが、自分の振る舞いに後悔をした。

 

周りを必要以上に気にしてしまい、自分が楽しめない。

 

結局、そんなことを考えていたら、その日の寝つきが悪くなった。

 

そろそろ仕事のキャパオーバー

飲食店でアルバイトをしている、双極性障害HSPの私。

 

半年前までは、6時間×週3日の勤務だった。

 

体はそれほど疲れないし、運動不足の私としては仕事に通うことが『運動になるからいいかも。』、『まかないでご飯はもらえるし、食費も浮くしラッキー!』と思っていた。

 

仕事で鬱になることがあっても、働かない日が結構あったので、気持ちをなんとかリセットできていた。

 

 

最近は1日8時間×週5日で働いている。

 

仕事の休憩中に眠気に襲われて、寝てしまうことがある。

 

かなり疲れが溜まっているようで、休日は家で寝て過ごすことが多い。

 

どこかに遊びに行こうとは到底思えない。

 

彼氏に促されて外出することもあるが、渋々出かける感じ。

 

本当は家にいたいけれど、休日の外出を楽しみにしている彼氏に申し訳ないので、なんとか期待に応えようと努力してみる。

 

体だけではなく頭(脳?)も疲れているようで、最近は大好きな読書が3ヶ月ほどほぼできていない。

 

図書館から数冊本を借りてくるのだが、すでに3回ほど延長していて返却できていない。

 

もちろん語学勉強もちっとも進んでいない。

 

疲れと頭のリセットが追いつかない

 

 

 

以前に飲食店オーナーから『もっと働けないか?』と聞かれたが、これ以上は無理なので断った。

 

雇ってもらえていることには感謝しているが、これ以上働くと自分が壊れてしまいそうだと思った。

 

お金は欲しいが、仕事はほどほどに。

 

自分の体・健康が一番大事

 

喧嘩で号泣、破壊願望再び

 

数ヶ月に一度、彼氏と喧嘩をする。

 

内容は大抵、友人関係についてだ。

 

私は異性との友情はあると思うし、実際に男友達もたくさんいる。

 

しかし彼にとっては、異性との友情はあり得ない。

 

最近コロナで男女問わず友人と会う機会は減っているし、HSPで躁鬱なので基本的には家にいてゆっくり過ごしたいと思うことが多いが、そんな私だってたまに体調のいい時には友人と電話もしたいし、会いたいと思う。

 

でもそれが男友達となると、彼氏と必ず揉める。

 

何度となく同じ問題で喧嘩をしてきた。

 

必ず私が大泣きして、疲れて、問題が解決しないまま終了。

 

この話題がトラウマになって、男友達との連絡を次第に断つようになっていった。

 

 

 

今回も同じ感じで私が大泣きする。

 

口下手なので、言いたいことが伝えられないし、自分でもイライラする。

 

どうにかして説明しようと頑張ってみたが、平行線のまま。

 

泣き続けてしんどい・・・。

 

ベッドに寝転びながら喧嘩していて、動くのもしんどいのだが、なんとか起き上がって医者から頓服でもらっている薬を飲む

 

急に効果が出ないと知りつつも、飲まずにはいられなかった。

 

そして1人になりたくて、洗面所にこもる。

 

鏡を見ると、すでに目がパンパンに腫れている

 

ひどい顔。

 

さらに悲しくなる。

 

どうしていいかわからず、洗面所の前においてある化粧品やポーチを何度か投げた

 

基本的に暴れることはないのだが、よっぽどストレスが溜まっていたのだろう。

 

ふと20代前半の記憶がよみがえる。

 

 

精神不安定で、躁鬱病の気持ちを人にわかってもらえない時によく泣いて暴れることがあった。

 

人に危害を加えることは無かったが、部屋の中でよく携帯やぬいぶるみを投げたり、壁に貼ってあるポスターを破いたり、物を壊していた

 

基本的には物を大切にしたいと思っているし、後片付けが大変なのはわかっていたが、自分で制御ができなかった。

 

どうにかしてこの大きなストレスを落ち着けたかった。

 

気分が少し落ち着くと、すぐに後悔に襲われる

 

『どうして物を壊しちゃったんだろう・・・。そんなこと本当はしたくないのに・・・。』

 

それがまたストレスになる。

 

負のスパイラル

 

そんなことを思い出すと、『今になって躁鬱の症状がまた悪化したのかも。』と不安になった。

 

 

 

浮気しているわけでもないし、ただ友達として会いたいだけなのに、男友達に会うときはまず彼氏に紹介しないとダメってルールなんなんだろう。

 

その他は彼氏に文句ほぼゼロなんだが・・・。

 

お互いに付き合うルールを擦り合わせるのって難しい。

 

仲直りするまでは体が鉛のように重たく、何もできないので過眠になる。

 

HSP・躁鬱の人にとって喧嘩は、自分を見失うし、命を縮めるくらい大きなストレスがかかることだと思う。

 

なるべくなら喧嘩をせず暮らしたい。

 

休日は誰のため?

ここ1ヶ月間、仕事が増え、労働時間が長くなった。

 

これまではたまに仕事を掛け持ちすることがあったし、長時間労働をしていたこともあるが、歳のせいか疲れやすい。

 

もちろん鬱も定期的にやってくる。

 

となると、休日はだるくて体が動いてくれない。

 

『買い物に行きたいな!』

 

『友達とご飯に行きたいな!』

 

と少し思ったりもするが、それよりも、

 

『明日の仕事のために体を休めなきゃ。』

 

と言う気持ちの方が大きく、結局休日は家に引きこもる。

 

Youtube見ながら、ベッドでゴロゴロして終わり。

 

読書をする元気もない。

 

自分のために時間を使えていないのだ。

 

 

『外国人は休日に遊ぶために働く。日本人は仕事のために休日に休む。』

 

と言うことを聞いたことがある。

 

日本人は確かに他国と比べて働きすぎだけど、それが美学と思う人も多いかもしれない。

 

だが私は、人生仕事中心になるのは嫌だ。

 

好きな仕事があれば別だが・・・。

 

私は大抵、他者中心に物事を考えてしまう。

 

『しっかり働かないと、オーナーに怒られる。ちゃんと休んで仕事しないとミスが出て、同僚と気まずい雰囲気になる。』

 

自分のことは二の次。

 

仕事のことを考えず、自分のために休日を過ごしたい。

 

飲み会はウキウキと不安が50:50

 

年末が近づいてきたので、今度職場で飲み会をすることになった。

 

オーナーに聞くと、およそ20人ほどが集まる予定らしい。

 

レストランでの料理が楽しみだし、美味しいお酒も飲めそうなのでウキウキしているが・・・。

 

HSP双極性障害の私は、楽しみの反面、不安もある。

 

  • 人の集まる騒がしい場所に何時間も居て疲れないかな?
  • 人前で変な発言してしまわないかな?
  • 会話が止まってしまったらどうしよう
  • 帰宅後、自分の発言や行動について反省して鬱になりそう

 

私には未来の心配が多すぎる

 

どうなるかわからないのに無駄に心配することが多い

 

そんな感じでここ数日間、モヤモヤした気分が続いている。

 

深く考えずに、単純に『飲み会楽しみだなー!』と思えるようになりたい。

 

人と一緒にいたくないHSP&双極性障害

双極性障害II型でHSPの私は、できるだけ人と会うことを減らしている。

 

人と関わるのって、とても体力を使うからだ。

 

しかもその後、自分の言動に対して鬱になることがよくある。

 

なので、ここ数ヶ月は友人とも遊んでいない。

 

 

ある日の勤務終了後、突然職場の同僚と数名で食事することになった。

 

『めんどくさいなー。早く家に帰ってゆっくりしたい。』と言うのが本音。

 

気を遣わないといけないし、食事が何時に終わるかもわからない。

 

人の顔色伺いながら食事しても、あんまり味がわからない。

 

何とか参加しないでよくなる言い訳がないだろうか・・・。

 

私「彼氏がレストランを予約してくれてたみたいなので、今日はやめておきます。」

 

嘘をつくのは好きではないが、みんなで食事に行くことを考えると仕方がない。

 

同僚「えー、社長の奢りなのにもったいないー!」

 

気持ちは嬉しいが、私には家で休む時間の方がよっぽど大切だ。

 

 

 

その後、『変な断り方しちゃったかな?失礼だったかな?』とも考えた。

 

『いや、でも食事に参加しない方がよっぽど気持ちも体も楽だった。』と自分に言い聞かせた。

 

働いている理由はみんな同じでは無い

 

飲食店の勤務先に、私よりも早く入った同僚Wがいる。

 

一通りのことは何でもこなせるし、オーナーにも認められ、お店を任せられている。

 

よく働くし、向上心もあるし、すごいなーと私も感心している。

 

ただ、時に価値観を押し付けられる感じがする。

 

 

ある日、Wは私に調理の仕方を教えていた。

 

私「難しいね!Wみたいにはできないよー。」

 

と冗談ぽく言う。

 

W「ね子は新しい仕事を覚える時って、楽しいと思う?それとも、めんどくさいと思う?」

 

はっきり言って、たくさんのことを覚えたくないし、単純な仕事をしたいと思っている。

 

責任が増えると、自分で自分の首を絞めて、苦しくなることが多い

 

でも、正直には言えないので、話をはぐらかす。

 

W「いろんな仕込みや調理を今覚えてしまえば、後々仕事が楽にできるようになるよ。それに、後輩ができた時に仕事を教えられなかったら困るでしょ?」

 

Wは今の職場で終身雇用並みに末長く働くつもりらしいが、私はここで長く働こうとは思っていない。

 

あと1〜2年働ければいい方だと思っている。

 

これまで最長でも6ヶ月で仕事を次々と辞めてきた私にとって、1年以上働いている今の職場では、よく辞めずに耐えている方なんだから。

 

W「ね子は将来どうなりたいの?」

 

私「結婚も考えているから、いずれは主婦になりたいなー。(鬱がしんどいし、仕事でストレスを受けたく無いので、できれば働きたくない。)」

 

W「そっか。ね子はずっと働けないとしても、いろんなことを勉強するのって楽しくない?できることが増えると嬉しいよね?」

 

私「そーだねー。」

 

全然同意していないけど、相槌をしておく。

 

 

 

私の本音は・・・

 

  • 仕事を楽しいと感じない(今まで仕事を楽しいと感じたことがない)
  • 新しい仕事を覚えたくない
  • 責任のある仕事は辛いだけ
  • 生活のために仕方なく働いているだけ
  • できるならば一刻も早く仕事を辞めたい

 

私に向上心と、熱血を仕事に求めるのはやめてほしい。

 

だって、普通に働くだけでかなりの体力と気力を失ってるから、これ以上求められたらパンクしてしまう

 

鬱で寝込みたくないし、症状を悪化させたくない

 

あー、私が病気だってことをWに言ってしまいたい。

 

でも働きにくくなりそうなので、職場では言わないようにしている。

 

私は『向上心がなく、仕事覚えの悪いやつ』とWに思われているかもしれないが、これで私なりに頑張って働いているんだよ

 

飲食店が好きで働いているわけではないし(むしろ嫌い)、スキルを上げようとしているわけでもないし、生きがいを感じているわけではない。

 

私が働いている理由は、お金と、海外での生活を守るため。

 

好きな読書ができなくなった

 

ここ2ヶ月ほど、本が読めなくなった。

 

というのはビザや仕事のストレスと、倦怠感からだと思う。

 

鬱真っ只中。

 

いつも飲んでいるリーマストリプタノールを追加して服用しているのだが、なかなか効果が出ない。

 

家にいる間はベッドに横になってることが多い。

 

ぐるぐる悪いことばかりを永遠と考えてしまう。

 

なので椅子やソファーに座って本を読む体力や気力がない。

 

細かい字を目で追うことさえも疲れてしまうので、ネットのニュースを見ても途中で読むのをやめてしまうことがよくある。

 

本当は『心理学系の本を読んで、気分を楽にしたい。』『気分を切り替えたい。』と思う気持ちがあるのだが、体がついていかない。

 

疲れている時は無理せず、思いっきり休む。

 

これが回復する一番の近道とわかりながらも、なかなか素直になれない私。

 

同僚が盗難被害にあい、私が鬱になる

 

ある朝、いつも通りに出勤。

 

私は別の部屋で仕込みをして、同僚は入り口近くで開店準備をしていた。

 

30分ほどして、同僚がバタバタと焦っている様子が目に入った。

 

同僚「財布盗まれた!!」

 

私「え????どうやって?」

 

話を聞くと、同僚が別の部屋へ行っている数分の間に、泥棒に入られて財布を盗まれたというのだ。

 

店の入口はいつも扉を閉めているのだが、鍵がかかっていない。

 

壁を隔てて他の同僚もいたのに、彼らも気づかなかったというのだ。

 

開店準備どころではなくなってしまった。

 

すぐに防犯カメラの映像確認し、警察に連絡する。

 

同僚は警察署に行っていて人が足りないので、急遽店を1時間ほど閉めることに。

 

同僚が2時間後に帰ってきたが、結局財布は見つからなかった。

 

店はその後開店したが、ずっと重苦しい雰囲気が漂った

 

 

勤務が終了して自宅に帰るが、その事件のことがずっと頭の中を巡り巡っている

 

同僚が財布をテーブルの上に置いて、扉の鍵がかかっていないのにその場所を離れていたことが原因ではある。

 

しかし、『私が最後に出勤し、ちゃんと鍵をかけなかったのが悪いんだ。私のせいでこんなことになったのかもしれない。』そう思い出すと、自責の念で頭がいっぱいいっぱいになってしまった。

 

心がぎゅっと締め付けられる感じで、息も浅くなる

 

財布を弁償しようかなとも考えたが、同僚の性格からして受け取ってくれそうにない。

 

『今度、同僚にどんな顔をして会えばいいんだろう・・・。』

 

 

 

数日間、このことでとても苦しかった

 

次に同僚に会った時に、ちゃんと謝ろうと決めた。

 

誤ってどうにかなるものではないのだが、少しでも気持ちを伝えたかった。

 

 

 

数日後、職場にその同僚が出勤していた。

 

私「こないだの財布の件だけど・・・鍵をちゃんとかけなかった私にも責任がある。本当にごめんなさい!」

 

少し声が震えながら謝った

 

同僚「あれは私がその場を離れちゃったから悪いのよ。あなたのせいじゃないよ、他の同僚も鍵をかけてない時もあったし。実は前にも知らない人が勝手に店に入ってきたことがあったんだよね。これからはみんなで鍵閉めを徹底して気をつけよう。」

 

同僚は気を遣ってか、それほど気にしてない素振りを見せた。

 

でも私は申し訳ない気持ちを引きずって、その後数日間鬱になって、自分自身を責め続けた