躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴15年&HSP。幸せを感じるのって難しい。

人間関係も断捨離

前回「最近物欲がない」という記事を書いたが、よく考えてみると人間関係も断捨離している。

 

学生の時は、新しい人に出会うことが楽しかったし、友人をたくさん作りたかった。

 

飲み会やパーティーなど、人の集まるところによく出かけた。

 

「体調が悪くて(鬱がひどくて)、大学を休学している。」

 

と言っても誰も信じてくれなかった。

 

濃いめの化粧と派手な服、そしてぽっちゃり体型だった私。

 

他人から見れば超健康だったので、学業不振の不真面目女子大生と思われていたと思う。

 

他大学、いろんな職業の友人がいた。

 

ミクシーやフェイスブックの友達の数が増えていくのが嬉しかった。

  

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学生時代と比べると、人間関係の幅がかなり狭まり、友達と呼べる人も数少なくなった。

 

その理由を考えてみる。

 

①都会から引っ越し、田舎の実家に戻った。

②結婚して子供がいる友人が多く、遊びに誘いづらくなった。

③加齢とともに夜遅くまで飲み会をするなど、体に負担がかかるようなことができなくなった。

躁状態がほとんど無くなり、鬱状態が増えて以前より友人と会いたいと思わなくなった。

HSP症状がひどくなって、人と関わることに疲れ、大きなストレスを抱えやすくなった。

⑥コロナで人と会うことに罪悪感を感じるようになった。

 

次第に、人間関係って疲れることばかりだし、友人なんてそんなにたくさんはいらないと考えるようになった。

 

自分の体が調子のいい時に遊んでくれる友達。

 

私の病気のことも含めて理解してくれる友達。

 

気を張らずに話せる友達。

 

そんな人が数人いてくれたらそれでいいのではないか。

 

何十人何百人の友人とコミュニケーションを取り続けられない。

 

もちろん社交的で人間関係が広い人は、すごいと思うし憧れる。

 

でも数人くらいが私のちょうどいい友人の数

 

『おかげさまで生きる』矢作直樹

人は人の役に立つように人生を生きており、大いなる存在に生かされている。

 

知ることを心配せず、毎日楽しく生きることが今回の人生を与えられた使命である。

 

そんな作者のメッセージが込められた本だ。

 

『おかげさまで生きる』著:矢作直樹

 

 

作者は30年以上も経験のある医師だ。

 

彼は医療現場で様々な患者の生と死を見てきたし、自身も何度か生死に直面するような事故にあったことがある。

 

そんな彼だからこそ考える、人生の生き方、最後の迎え方がある。

 

決して死をマイナスに考えるようなものではなく、前向きに考えられる本だ。

 

分厚い本ではないので、さらっと読みやすい。

 

心に残った言葉は・・・

 

悪いことが起きたら、学びのチャンスと考える。いつまでも自分を責めず、良いことに目を向ける。」

 

自分を追い詰めやすい私には、一番響いた言葉だった。

 

 

 

最近物欲がない 〜鬱状態と自己否定〜

 

最近私は物欲がなくなってきている。

 

年齢のせいもあるかもしれない。

 

今欲しいものはなんだろう・・・?

 

 

 

20代で躁状態の時は借金まではしなかったが、銀行の残高をほぼ気にすることなく買い物をしていた。

 

もの手放せない、収集癖に近いようなものがあった。

 

ショッピングをすることや物をたくさん持っていることに幸せを感じていた。

 

洋服、ブランドバッグ、アクセサリー、靴・・・

 

似たような洋服を持っているのに、少しだけデザインが違う商品、色違いの商品なども購入した。

 

おかげで一人暮らしのクローゼットは常にパンパンだった。

 

当時留年大学生で、アルバイトもしていなかったのにお金をたくさん使った。

 

同じ年頃の友人を買い物や遊びに誘うと、

 

「お金がないから、今は飲み会はやめとく。」

 

「バイト代まだ入ってないから、今度にする。」

 

と言って断る人もいたが、私は、

 

「楽しいことがあるのに、なんで参加しないんだろう。ケチるのは嫌いだ。」

 

と思っていた。

 

今思えば、友人たちの学生の身分としての価値観は間違っていなかったし、お金の管理もしっかりしていた。

 

お金を稼いでもいないのに後先考えずにお金を使う私の感覚がおかしかったのだ。

 

富裕層でもない普通の家庭にも関わらず、ずっと仕送りをしてくれていた親に申し訳ない気持ちだ。

 

しかし躁鬱病が安定せず、大学に通うことができなかった私の唯一生きている楽しみは、たまに行くショッピングや飲み会だった。

 

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最近はほとんど躁状態になることはなく、鬱状態で家に引きこもっていることが多い。

 

さらにコロナの影響で、外出をする機会がめっきり減ってしまった。

 

自己否定感をよく感じる。

 

「こんな私に価値はない。」

 

「私にはこんなもの買ってもしょうがない。」

 

「私にはお金を使う価値がない。」

 

そう思ってお金を使うことに罪悪感を感じ、病院に通うこと以外にお金を使えなくなってきた。

 

すると、だんだんものがいらなくなってくる。

 

「こんなの持ってても、外出できないし使わない。」

 

しまいには、使わない洋服やバッグなどをメルカリなどインターネットで売ったり、リサイクルに回すようになった。

 

以前は執着心が強く、なんでも物を抱えてクローゼットいっぱいに詰め込んでいたが、今はかなり断捨離が上手になった。

 

欲しいものが全くなくなったわけではない。

 

「いつか海外旅行に行きたい。」

 

「車を親にプレゼントしたい。」

 

などとたまに考えたりするが、どれも現実的なものではない。

 

やっぱり今欲しいものは何かと聞かれれば、健康と答えるだろう。

 

だるい休日 〜薬の飲み合わせが悪い?〜

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朝は5時半に目が覚めた。

 

早起きすると気持ちがいい。

 

いいスタートが切れるような気がした。

 

キッチンでコーヒーを入れて、パソコンをぽちぽち。

 

リーマス2錠、トリプタノール半錠、ビタミン剤、最近皮膚科からもらった肌荒れ防止の薬を3種類

 

30分ほどしか椅子に座っていないのにも関わらず疲れてしまい、ベッドに横になる。

 

横になりながら楽しめることといったら、携帯で映画を見ることだ。

 

皮膚科の薬の飲み合わせが良くないのか何だかわからないが、眠くなってくる

 

映画を15分ほど見たところで強い眠気がきて寝てしまった。

 

午前中に30分ほどの昼寝を3度もしてしまう。

 

前日はいつものように早寝していて、睡眠時間は8時間は取っている。

 

昼食を食べて、何度も中断された映画の続きを見る。

 

だが、また昼寝を2回もしてしまう。

 

何とか映画は見終わったが、あっという間に夕方になった。

 

気怠くて何にもできなかった休日。

 

もったいないな。

 

だが、何をするにも億劫でベッドから動くことができない。

 

天気のせいかな?とも思ったが、晴れてるし、気圧も低くない。

 

不調の理由もはっきりしないし、疲れが取れた気がしない。

 

なんだかスッキリしない休日となった。

 

『SISU ~フィンランドの幸せメソッド〜』

最近、鬱がひどくて幸せを全く感じていない。

 

何か本から元気をもらいたくて、図書館に行く。

 

幸せ不足の私が惹かれた本。

 

『SISU ~フィンランドの幸せメソッド〜』 カトヤ・パンツァル 著

 

今まで一度も北欧へ行ったことがなく、いつか旅行に行きたいと思っていたフィンランドに関係ある本ということで、興味が出た。

 

表紙は、青空の下で女性とハスキーが二匹がハグをしている。

 

私は犬に弱い。

 

すぐにこの本を借りることに決めた。

 

 

「SISU シス」とはフィンランドの人々に受け継がれる、しなやかな精神性、困難に立ち向かう勇敢さ、忍耐などのことだ。

 

そんな折れない心は、日々の健やかな身体に宿る。

 

サウナ・アイススイミング・森林浴・シンプルな食事法などを取り入れて生活し、「SISU シス」を育むという。

 

著者の実体験を混じえて、その方法を学ぶ内容だ。

 

 

 

 

面白いと思ったことは、フィンランド人はアイススイミングで不調を改善するということだ。

 

平均水温4度の冬の海に30秒から1分間ほど浸かると、セロトニンドーパミンなどの幸せホルモンが多く分泌される。

 

そうすると、ストレス緩和、免疫力の向上、痛みが和らぐといった効果があるというのだ。

 

「鬱改善のために、それはいいことを知った!」と一瞬思ったが、よく考えると私は冷たい水に浸かるのが苦手で、いくらサウナに入ってかなり体が熱くなった後でも、水風呂には一度も入ったことはない。

 

冬の海で泳ぐ外国人の姿をテレビで見たことはあるが、「この人たち大丈夫なの??」と驚いた。

 

どう考えても私にはできそうにない。

 

しかし優しい筆者は、自宅でもできるアイススイミングを教えてくれた。

 

冷水シャワーを30秒から1分間浴びて、そのあと温かいシャワーを浴びても、冷たい海水ほどではないがある程度の効果はあると言う。

 

そんな短い時間でもエネルギーがみなぎってくるらしい。

 

冷水シャワーでいいのならば、ちょっと試してみようかなと思った。

 

 

 

フィンランドでの生活によって「SISU シス」を手に入れた著者。

 

なんと彼女はフィンランドに移住する前、20代でうつ病になり悩んでいた。

 

しかし今は「SISU シス」を得たおかげで改善したという。

 

幸福度が高い国ランキング上位とも言われるフィンランド

 

この本を読んだ後に、フィンランドを旅行している自分を妄想するだけで、少し幸せな気持ちにしてくれた。

 

 

 

 

 

 

『死にカタログ』

最近、死についてよく考える。

 

決して自殺願望があるわけではない。

 

若い時は人が死ぬことは知っていたが、自分とは全く関係のない世界の話だと思っていた。

 

小さな頃は自分以外のほぼみんなが年上で、自分も早く大人になりたいと思っていた。

 

時が経ち、テレビで活躍しているスポーツ選手はいつの間にか私より年下になってしまった。

 

30代になって、白髪は生えるし、小じわもできるし、「自分も若くはないな。」と感じる。

 

「こんなふうにどんどん老いていくんだな。」

 

老いる自分を想像しだすと、死がそう遠くはないことに気づく。

 

平均寿命まで生きると仮定すると、だいたい半分まできている。

 

この世に生まれてきたら、いつかは死んでこの世から去る時がくる。

 

漠然と怖いと思った。

 

 

 

そう考えていた時に、図書館で目に入った本。

 

死にカタログ寄藤文平

 

 

「なんだか恐ろしいタイトルだな。この本、自殺を誘発するようなヘビーな内容の本じゃないか!?」

 

と思いながら本を手に取り、表紙を見る。

 

「ん??意外とポップな絵だな。」

 

タイトルから想像できない、可愛らしいイラストが興味をかき立てた。

 

本を読んでみると、決して重苦しい内容ではなかった。

 

人はいつか必ず死を迎える。

 

各国の平均寿命、偉人達の死因、映画の主人公の最期、死の場所、死後の世界・・・

 

などをわかりやすく可愛いイラストと一緒に書かれている。

 

イラストが大半を占めていて、黄色と緑のカラーページなので、さらっと読み進められる。

 

死をただ怖がったり考えるのを避けるのではなく、死と向かい合い、その日までどのように生きるかを考えさせられる本だと思う。

 

仕事のミスがマイナス感情を引き寄せる

私は、仕事中に見落としやミスが多い

 

多くのことに注意を払えない

 

緊張しやすく、よくパニックになる

 

ひどい時には手が震えるトリプタノールの副作用のせいもあるが・・・)。

 

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今日も職場で、送られてきたメールの内容がわからなかったので、わざわざ別の部署に行き、同僚Aの時間を割いて質問した。

 

自分のデスクに戻ってそのメールを見直したら、添付ファイルがあったことに気づき、全く人に質問した意味がなかった。

 

「やってしまった・・・。」

 

人に必要のない迷惑をかけてしまった、と血の気が引く。

 

 

 

また、同僚Bに違う質問をした時は、

 

同僚B「それは私はわからないから、Cさんに聞いて。」

 

と、いつもニコニコして優しい彼女が、今日は少し嫌そうに答えた。

 

その表情を見て、

 

「あ、もしかすると前回も同じ質問をしたかもしれない・・・!?」

 

と、この時やっと思い出す。

 

でも同じことを聞いたかもしれないが、その答えを思い出せない。

 

 

 

私の記憶力はとても悪い。

 

すぐに忘れるので同じことを聞くこともあれば、覚えているが不安だから確認のために何度も聞くこともある。

 

同僚からしたら、なんて世話のかかる、使えない人材なんだろうと思うだろう。

 

 

退勤後に、今まで見たことない同僚Bの迷惑そうな表情を永遠と思い出して、自分の行動や存在が恥ずかしいと思う。

 

そこから鬱感情が広がって、

 

「毎日のように鬱だし、幸せを感じないな。」

 

「こんな価値のない自分には、おしゃれする価値もないし、お金を使う価値もない。」

 

「こんな自分は何をしても無駄。」

 

と次々とマイナス感情が打ち寄せて止まらなくなる

 

 

 

「こんな自分なんて・・・」という考え方を辞めたいと思うのだが、なかなか難しい。

 

自分で自分をうまくコントロールできるようになりたい。

 

生きてるんだけど、心が死んでいる

朝起きて、仕事に行って、ご飯食べて、寝て・・・

 

休日も外に出かける気がしないし、コロナで友人に会えないし、大好きな旅行もできない。

 

るんるん、わくわくすることがない。

 

もちろん笑うこともない。

 

思い返せば、お腹が痛いほど大笑いしたのはもう一年半以上前だ。

 

生きてるんだけど、心が死んでいる感じ。

 

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入社して3ヶ月ほど経つが、職場でもまだ馴染めない。

 

同僚と仕事の話をするたびに後悔する。

 

「なんてトンチンカンな質問をしたんだろう。」

 

「簡潔な話し方ができず、だらだらと話してしまった。」

 

「きっと迷惑に思われたに違いない。」

 

そんな不安から、人とちょっとした雑談でさえもできなくなった。

 

「仕事もできないくせに、おしゃべりなんかして!」

 

と同僚に思われるのが怖い。

 

だから極力黙っている。

 

彼らと友達になりたいわけではないが、悪い印象は持たれたくない。

 

孤立していて、少し寂しい感じがする。

 

 

 

基礎疾患がある人はワクチン優先接種可能なことは知っていたのだが、精神障害手帳を持っている人もそれに含まれることを最近知った。

 

ワクチン接種券も届き、ようやく普通に暮らせる未来が見えてきた。

 

一瞬明るい気持ちになったが、やっぱりまだ気分が落ち込んでいる。

 

なかなか笑えないし、口はあいかわらず『への字』になったまま。

 

トリプタノールの量を増やしてみたが、あまり効き目がないようだ。

 

天気と不調の関係 〜気象病管理アプリ「頭痛ーる」〜

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私は暑すぎず寒すぎず、カラッと晴れた天候が好きだ。

 

好きな月は5月や10月。

 

たとえ鬱状態だったとしても、天気が良ければ気分も多少ましになる

 

 

 

「雨の日は鬱になる」という人がいる。

 

雨の日はジトジトして湿気が多いし、電車やバスの中は人で溢れるし、車はスピードを落として走行するので道が混む。

 

「傘を持っていかなきゃ。」

 

「いつもより早く家をでないと遅刻する。」

 

などいろいろ考え事が増える

 

雨の日は低気圧の場合が多いらしい。

 

その低気圧が頭痛、関節痛、めまいをなどの症状を引き起こすと言われている。

 

敏感な人はこのような理由で「雨の日は鬱になる」と感じるようだ。

 

 

 

確かに私も雨の日は嫌いだし、何をするにも億劫になる。

 

鬱以外の症状はあまり感じたことはないが、低気圧は自分に影響しているのか気になった。

 

そこで『頭痛ーる』というアプリをダウンロードしてみた。

 

有料の機能もあるが、基本的には無料なのが嬉しい。

 

住んでいる地域を入力すると、天気予報と低気圧警戒情報が確認できるようになっている。

 

普通、気圧は「hPa」で表され、どの数値が低気圧なのか高気圧なのかピンとこない。

 

だが気圧の警戒レベルを「通常」「やや注意」「警戒」と3段階で示してくれるので、とてもわかりやすい。

 

その時の体調を「普通」「少し痛い」「痛い」「かなり痛い」と4段階で記録がつけることができる。

 

それに加えて、その地方に住む他のアプリ利用者の体調もチェックできるようになっている。

 

 

 

試しにしばらくの間、頭痛がした時や、鬱を感じた時に記録をつけてみた。

 

調子が悪い時に「気圧警戒注意」予報がでていると、

 

「やっぱり、天気のせいなんだ。」

 

と原因がわかって安心した。

 

一方、調子が悪い時に「通常」予報がでていると、

 

「やっぱり、私の鬱は天気に関係なく悪いんだ。」

 

と、なぜ今鬱を感じているのか原因がわからないので、少し悲しくなった。

 

 

 

結局のところ、私の鬱は低気圧とは関係がないようだ。

 

『頭痛ーる』は鬱専用のアプリではないし、気圧の変化に関係なく鬱を感じる人がいるので、みんながこの予報に当てはまるとは限らない。

 

低気圧に左右されやすい人には、予報を見て心構えができるので、少し気が楽になると思う。

 

鬱状態の金銭感覚(双極性障害II型)

躁鬱病双極性障害II型)になって10年以上経つ。

 

躁状態鬱状態を繰り返しているが、最近は鬱状態が多く、個人的な感覚としては人生の60%以上が鬱だと思っている。

 

 

 

2ヶ月前は大鬱だった。

 

新しい仕事を始め、右も左も分からない状態で、毎日強い不安を感じていた。

 

上司に怒られることはなかったし、同僚は優しく仕事を教えてくれたのだが、

 

「こんなに仕事ができないのは私だけではないか?」

 

「同僚にあまりにも初歩的なことを聞くので、嫌な顔をされないだろうか。」

 

「こんな訳も分からない状態で、仕事を続けられる自信がない。」

 

などと考えて、仕事中に頭痛がした。

 

どうにか数日仕事に耐えたが、私には完全に容量オーバーで、通勤や退勤時の車の中で何度も泣いた

 

体力と気力がなくなり、2週間ほどは睡眠を含めて1日12時間はベッドに横にならないとやっていけなかった。

 

そんな時は、お金を使ってリラックスや気晴らしをしようという発想はなくなる。

 

体を休めることで精一杯で、楽しいことを考えられない

  

 

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そして現在は大鬱からは抜け出したが、鬱状態が長く続いている。

 

多少仕事には慣れてきたが、まだ不安や心配が大きい。

 

「同僚は優しく見えるけれど本当は、仕事のできない私が来て、嫌気がさしているのではないか。」

 

「同僚とたまには会話をして仲良くなりたい気持ちもするが、私は結論のわからないような面白くない話をするので、嫌な思いをされるのではないか。」

 

「電話対応が苦手でいつもパニックになるから、誰も私に電話をしないでほしい。」

 

HSP気質も合わさって、そんなに気にしなくてもいいことさえも、大きな問題のように捉えて、毎日のように気疲れしたり自分を責めたりする

 

このような時は、ストレス発散のためにたまにお金を使いたいと考える。

 

マッサージ、美容室、カラオケ、スイーツ・・・

 

インターネットで探してみるのだが、いざ購入・予約となると必ず躊躇する

 

「私はこんなにお金を使っていいのだろうか?」

 

「私にこんな物を買う価値はあるのか?」

 

「体調が悪くなっていつか働けなくなってしまったら、やっていけるのか?」

 

ということが頭をよぎる。

 

借金をしているわけでもないし、貯蓄はゼロでもない。

 

そして決して高価なものを購入しようとするわけでもない。

 

マッサージ・・・¥5000

美容室・・・¥9000

カラオケ・・・¥1200

スイーツ・・・¥700

 

これくらいの価格帯のものでさえも、すぐに購入の決断ができない

 

購入・予約したいと思い始めてもう1ヶ月以上経つが、商品をお気に入り登録するだけで、まだ決心がつかない。

 

鬱状態は決断力はなくなるというが、これも症状のうちだろうか。

 

自己否定感が強いからというのもあるのだろうか・・・。