躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴15年&HSP。幸せを感じるのって難しい。

つい涙が出てしまう曲

2007年8月発売、TXドラマ「雪の女王」エンディングテーマであった、東方神起の『Love in the Ice』。人気の高い曲となり、韓国語にも訳され発表された。

 

本来はきっと恋愛曲なのだが、私には少し違った風に聞こえた。

 

  • 躁鬱病で全く改善が見られない
  • 人生のトンネルの中
  • 理解者がいない
  • この先どうしていいかわからない
  • 毎日苦しい

 

という私の状況を曲に当てはめた。

 

  • 氷→症状に苦しんでいる状況
  • 僕→病気を理解してくれる人(恋人に限らず、家族や友人も)
  • 運命の悪戯(心を痛めても)→躁鬱病
  • 誰もが誰かに愛されるために この世に命を煌め(きらめ)かせるのさ→私も愛されていい存在
  • 一筋の光が(闇の中舞い降りて)→病気の改善
  • 誰もが持ってる哀しみや孤独 癒してもらえる場所探している→私1人ではない

  • 君にはその場所が ここにあるさ 恐れないで→いつか元気のある私に戻れる

 

超ポジティブにいいように変換したが、この曲を聴くたびに今でもジーンとして涙ぐんでしまう。

 

「なんの為に生まれてきたのだろう。」「何もできないのに生きている意味はあるのか。」と悲観的に考えることがあるが、この曲を聴くと励まされる気がして、もう少し頑張ってみようと思う。

 

 

 

『Love in the Ice』

 

[歌手:東方神起  作詞:RYOJI SONODA     作曲:DAISUKE SUZUKI]

 

冷たいその手 君のせいじゃない

幼き日々負った 傷抱え

誰かを愛すること 恐れてるの

言葉の裏側 背を向けて

 

抱きしめた心が 氷のように そっと溶け出す

 

誰もが誰かに愛されるために

この世に命を煌(きらめ)かせるのさ

それがもし僕なら もう一度君の心を

永遠(とわ)の優しさで 温めるよ...

 

運命の悪戯(心を痛めても)

その涙の先には

一筋の光が(闇の中舞い降りて)

僕らは気付くさ

 

苦しいほどに強く 感じ合える 人の温もり

 

誰もが持ってる哀しみや孤独

癒してもらえる場所探している

SO...君にはその場所が ここにあるさ 恐れないで

もう迷わないで 僕が守る

 

切ないほど(My heart)美しい

愛だから(Don't be afraid)

儚いほど(Let you know my love)麗(うるわ)しい

この時を...(You know... Let you know my love)

 

誰もが誰かに愛される為に

この世に命を煌め(きらめ)かせるのさ

それがもしも僕なら もう一度君の心を

永遠(とわ)の優しさで 暖めるよ...

 

 

友人と旅行は楽しめない

最近体調もいいから、どこか出かけたいと考えていた私。そんな時に、友人から韓国旅行の誘いがあった。

 

日帰りなら私の体力はなんとか持つだろうけど、韓国は遠いな・・・。悩んだが、なんとかなるだろうと甘い考えだった私は、友人と2泊3日の旅行へ行くことを決意した。

 

たくさん旅の情報を調べて、メールで連絡を取り合いプランも考えて、旅行へ行く前まではとてもワクワクしていた。

 

旅行初日。行きたいところがたくさんあった私達は、予定をぎっしりと詰めていた。なかなか韓国へ来ることができないので、欲張ってしまう。

 

明洞で買い物、韓国アイドルのグッズ売り場、映画のロケ地、有名韓国料理店・・・。

 

私たちは憧れの場所に来れた嬉しさで、テンションマックス!どこへ行っても楽しい!

 

夜遅くまであちらこちらとできる限り動きまくる。私達2人はぐったりしてホテルへ帰った。

 

2日目後半から、疲れが見えてきた。いろんな場所に行けて楽しいはずなのに、あまり楽しめない。

 

体が疲れると精神も疲れてくる

 

友人の旅行すると意見が分かれる時もある。次はどこに行くとか、何を食べるとか。そんな時は私が折れる。いつもそうだ。

 

強く自分の意見を言えない。人に譲ってしまう。人に嫌な思いをさせたくない。人が嫌な顔をするのを見たくない。人の顔色を常にうかがう

 

普段は譲る事は全然構わないのだが、この時は疲れで些細なことにイライラし始めていた。

 

2日目の夜、私は疲れて笑うこともできてなかったと思う。友人もたくさん歩いて体力的に疲れているようだった。

 

最終日。普通は旅行を名残惜しんで帰国したくないと思うのだろうが、私は違った。

 

早く家に帰りたい。

 

早く自分のベッドでゆっくり眠りたい。

 

今回の旅行で自分の性格や特徴について分かった事。

 

  • 自分の意見が言えない
  • 意見を譲りすぎてストレスを抱える
  • 人の機嫌をうかがいすぎる
  • 1つの部屋で誰かと一緒に泊まりたくない
  • しんどい時に1人になれる時間は必要

 

旅行は大好きで1人旅や家族旅行をする。だがそれ以来、他人と宿泊する旅行はなるべく行かないようにしている。

 

友人はわがままでもないし、悪くもない。たまたまその時の私の調子や状況が悪かっただけ。今でも連絡を取る、仲のいい友人の1人だ。

 

自分にあった距離感、付き合い方を知る事って大事。

 

 

眠れない夜の辛さ

私の場合、基本的には毎晩よく眠れる。8時間睡眠でさらに昼寝もできる。たまに過眠症となり、必要以上に寝過ぎることもあるが・・・。

 

そんな私でも年に2日ほど眠れない夜がある。

 

ただ眠れないだけならまだいいのだが、鬱状態の時に眠れないのは辛い

 

昼間の鬱状態よりもひどい。

 

悪いことばかりが次々と浮かんでくる。さらに記憶の片隅にある過去の嫌な出来事まで思い出す。

 

  • 今日も何もできなかった
  • なんであんな事を言ってしまったんだろう
  • あの人は私に対して怒っていたのかもしれない
  • 失礼な事をしたかもしれない
  • 働きたいのに働けない
  • みんなができるのに、なぜ私にはできないのか

 

このようなことがエンドレスで頭の中をグルグル廻る。

 

枕カバーがビショビショになるほど泣いたりもする時もある。きっと枕まで塩っぱくなっているんだろうなと思うほど。

 

夜は暗くて静かで孤独で、鬱の気持ちをさらに落とてくる

 

ちゃんと眠れさえすれば、朝起きた時には昨日のことをそこまで深くは考えていない。または鬱状態だったことさえ忘れている時もある。

 

眠ることで大体のことはリセットしてくれる。

 

どうしても眠れない時は不安時に飲む薬を服用していた。この薬が私に効いていたかはわからないが、誰にも電話できなかったり頼る人がいない時には、この薬は唯一の頼れる物だった。服用することで少し安心して眠れたような気がする。

 

薬経歴書

 

 

2007年から鬱病の薬を飲みだしたのだが、その時のお薬手帳を紛失してしまったので、残っているお薬手帳から一部抜粋。ジェネリックに変更になり、同じ成分でも名前が変わっている場合あり。

 

赤色→新しい薬の種類や再び使い始めた薬

青色→薬の容量や服用の仕方が変更になったもの

 

薬経歴 

2008年

 

 5月

 

7月

 

9月

 

10月

 

12月

 

 

2009年

 

3月

 

5月

 

10月

 

 

2010年

 

1月

 

5月

 

 9月

 

 

2011年

 

1月

  • リーマス錠200mg  1回朝2・夜3錠(1日2回)
  • リボトリール錠0.5mg  1回1錠(1日1回)
  • トピナ錠50mg  1回1錠(1日1回)
  • セロクエル錠100mg  1回1錠(1日1回)
  • プルゼニド錠12mg  1回2錠(1日1回)

 

5月

  • リーマス錠200mg  1回朝2・夜3錠(1日2回)
  • リボトリール錠0.5mg  1回1錠(1日1回)
  • トピナ錠50mg  1回1錠(1日1回)
  • セロクエル錠100mg  1回2錠(1日1回)
  • プルゼニド錠12mg  1回2錠(1日1回)

 

9月

 

12月

  • リーマス錠200mg  1回朝2・夜3錠(1日2回)
  • リボトリール錠0.5mg  1回2錠(1日1回)
  • エビリファイ錠6mg  1回1錠(1日1回)
  • セロクエル錠100+25+25mg  (1日1回)※ちょうど150mgの錠剤がないので3粒合わせて服用していた。
  • プルゼニド錠12mg  1回2錠(1日1回)

 

 

2012年

 

4月

 

6月

 

7月

  • リーマス錠200mg  1回朝2・夜3錠(1日2回)
  • ラミクタール錠25mg  1回1錠(1日1回)
  • プルゼニド錠12mg  1回2錠(1日1回)

 

8月

 

11月

 

 

2013年

 

1月

 

2014年

 

3月

 

5月

 

 

2015年〜2019年

 

  薬の変更なし。

 

 

2020年

 

1月

  • 炭酸リチウム錠200mg  1回2錠(1日2回)
  • センノシド錠12mg  1回2錠(1日1回)
  • レクサプロ錠10mg  1回0.5錠(1日1回)

 

2月

  • 炭酸リチウム錠200mg  1回2錠(1日2回)
  • センノシド錠12mg  1回2錠(1日1回)
  • ラモトリギン錠25mg  1回1錠(1日1回)※ラミクタールと同様効果

 

3月

  • 炭酸リチウム錠200mg  1回2錠(1日2回)
  • センノシド錠12mg  1回2錠(1日1回)
  • ラモトリギン錠100mg  1回1錠(1日1回)

 

4月

  • 炭酸リチウム錠200mg  1回2錠(1日2回)
  • センノシド錠12mg  1回2錠(1日1回)
  • ラモトリギン錠100mg  1回2錠(1日1回)

 

6月

  • 炭酸リチウム錠200mg  1回2錠(1日2回)
  • センノシド錠12mg  1回2錠(1日1回)
  • アミトリプチリン塩酸塩錠25mg  1回1錠(1日3回)トリプタノールと同様効果

 

11月

  • 炭酸リチウム錠200mg  1回2錠(1日2回)
  • センノシド錠12mg  1回2錠(1日1回)

 

 

現在

 

いろんな薬を試して来ましたが、ここ数年は基本的に炭酸リチウム錠(≒リーマス)200mg 1回2錠(1日2回)を飲み続けています。他の薬の影響もあるかもしれませんが元から便秘症なので、センノシド錠(≒プルゼニド)は体調によって少なめに服用したりして調整しています。

 

通っている病院が変わったり、入院していたこともあるので、その時の医師達の治療方針は少し違うのかもしれません。

 

その時の体調によって合う薬も変わるようで、昔試して合わなくても、後になって合うようになることもあるようです。

 

 

今年の目標

  

2021年が始まり、もう1ヶ月以上たってしまった。達成できるかできないかは置いておいて、毎年新年の目標を決めている。

 

目標としていつも掲げることは、

 

  • 健康に気をつける
  • 無理をしないようにする

 

ここ数年このような事を考えている。

 

今年の目標はこれに加えて、

 

 

自分のしたくないことはしない!

 

 

『自分の好きなことをする』ではなく『したくないことはしない』というのがミソなのだ。

 

つまり嫌だと思うことやストレスを感じることを選ばないようにするのだ。 

 

例えば、お金で仕事を選ばない。

 

現在アルバイトを探しているのだが、いくら給与が良くてもサービス業は避けている。たくさんの人と毎日会うことで、人の表情をうかがったり、必要以上に考えすぎて自分を責めてしまうからだ。だから私はなるべく人と会わないような仕事を選ぶようにしている。もちろんお金は必要だが、ストレスを常に抱え込むことは体によくはない。

 

あとは、無理にメールの返信をしない。

 

知人から特に用がないにも関わらず、グループラインにメッセージが来ことがある。私は用もないのにメールをすることは好きではない。用事があれば返信するし、体調が悪くて誰とも連絡とりたくない時は、元気があるときに返信すればいい。メッセージを返さないと多少の罪悪感がわくが、常に人に合わせる必要はない。その事に腹をたてる人もいるかもしれないが、自分をわかろうとしてくれる人ならば許してくれるはずだと思っている。

 

こうやってしたくない事を取り除いてくと、すっきりしてくるし、思い悩むことも減ってくると思う。

 

もちろん人に迷惑をかけることはしないし、常識の範囲内で嫌だと思う事を排除していく。

 

出来るだけ楽な気持ちで毎日を過ごしたい。

 

 

外出可能時間

 

 

大学時代の同級生達はたまに連絡をくれた。飲み会やキャンプ、クリスマス会など、イベント事が好きなグループだった。私も病気になる前はそのイベントに全出席していた。

 

本当は友達に会いたいし、遊びたい。でもその誘いの8〜9割ほど断るようになった。他の予定があるわけでもないのに。

 

気分がいい時、体調のいい時はイベントに参加することもあった。

 

一番いいのは、飲み会やランチなど、近場で2〜5時間ほどの短時間で終わるもの。それくらいの時間なら私の体力はなんとか持つ。次の日、1日中寝て過ごして体力を回復させればいい。

 

でも長時間になると大変だ。体力もなくなってくるし、気分の波が落ちてくる。そして表情にも出るようになる。

 

母と行くアイドルコンサートがそうだった。お昼頃家を出で、早めに会場に入り、グッズ購入の長蛇の列に並ぶ。そしてコンサートを見て、帰宅するのが夜11時頃。半日外出すると本当に疲れてしまい、楽しいことが楽しくなくなってしまうほど気分が悪くなる

 

一部の友達には病気のことは話していたが、うつ状態に入っている所は見せたくなかった。

 

「自分は体力がないな」「長時間の外出は疲れるな」とは思っていたが、「元気な時に、鬱で引きこもっていた分を取り戻したい」「みんなに追いつきたい」という気持ちが勝ってしまい、自分をコントロールできず長時間外出してしまうことがよくあった

 

 

「就職経験がない」「ブランクがある」方もOK!就労移行支援Cocorport(旧社名:Melk)

 

運転恐怖症

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これでどこでも行くことができるし、病院へも短時間で通院可能だ!

 

最初はとても楽観的に考えていたが、思いもよらずなかなか運転することができなくなった

 

 

  • スピードを出して運転することが怖い
  • 右折の時、前からくる車に当たらないか心配
  • 駐車の際に左右の車に当たらないか心配

 

 

運転初心者はほとんどみんなが思うことだろう。でも私は他にも心配事がたくさんあった。

 

 

  • 自分がのろのろ運転をして迷惑をかけているのではないかと思って、後ろを走る車が常に気になる
  • 毎回駐車した際にエンジンを切り忘れているのではないか、バッテリーが上がり、家族に迷惑をかけるのではないかと心配(私は車の修理ができないので)
  • 運転に集中しすぎて、同乗者と会話ができない
  • 運転に集中できなくなるので、音楽が聴けない
  • 運転することに気が張って、いつも以上に体力を使う
  • ラクションを鳴らされた後、ずっとそのことを考え自分を責める

 

 

事故を起こしたことがないのにも関わらず、不安が拭えない

 

運転すること=ストレスになってしまった。

 

いつまでたっても運転に慣れないし、運転免許取得から10年経った今でも、この心配事はほど変わらない。

 

解決策として、できる限り混んだ道路や時間帯を避ける。そして仕事の時以外は家族に頼み、代わりに運転をしてもらうことにしている。

 

 

自動車学校

 

入院前後は数ヶ月間実家で過ごしていた。実家は田舎で、車がないとどこにも行けないような場所にある。

 

例えば最寄りのコンビニまで歩いて片道30分。病院へ通うのには、車であれば30分ほどしかかからないが、バスの場合は乗り継いで1時間半ほどかかる。実家で過ごすには絶対に車の免許が必要だ。

 

退院後、自分に合う薬を見つけ、入院生活を耐えたことで少しだけ自信がついていた。

 

今なら自動車学校に通えるかも!

 

退院して1ヶ月後、自動車学校へ通い出した。家から歩いて3分のところまで通学バスが迎えに来てくれるので助かる。

 

講義の授業に参加すると、周りは私よりも若い人ばかり。高校卒業間際の18歳くらいの子が多かった。

 

私は若いエネルギーに圧倒される。授業の合間、みんな知り合いなのかわいわいと話している。久しぶりにこんなにうるさい場所に来た。

 

もちろん私の知り合いは1人もいない。よっぽどのことでない限り、私は言葉を発さなかった。誰とも話したくないし、まるで私は存在しないように振舞っていた。

 

大学に通っているわけでもないし、バイトをしているわけでもない。時間はたくさんあったので、なるべく最短で自動車学校を卒業したかった。授業を詰め込んで、真面目に勉強した。

 

運転センスがないので、技能講習では一度落とされ、数千円の追加料金を払い、再度講習を受けた。それ以外はスムーズに仮免、卒業、学科試験まで進んだ。最後の学科試験の時は、大学入試試験のことを思い出した。

 

1ヶ月足らずで、念願の運転免許を手にした。大きな鬱症状もです、休まずに学校へ通えた。それがまた1つ、達成感となった。

 

だが免許取得で喜んではいられなくなった。また次の問題が出てきた。

 

久しぶりに笑った映画

  

 

私の笑いの沸点は低い。

 

楽しいと思うことが少ないので基本的に笑わない。リアクションも薄い。友達には「いつもクールだよね。」と言われることが多い。

 

そんな私が久しぶりに声を出して笑った。『翔んで埼玉』を観たからである。

 

前々から気になっていた映画ではあったがなかなか観る機会がなかった。

 

  

 

 

 

『翔んで埼玉』とは・・・

魔夜峰央原作で、『花とゆめ』に1982〜1983年に掲載された漫画。2015年にインターネット上で話題となり、2019年2月22日に二階堂ふみGACKTのダブル主演で実写映画が公開。第43回日本アカデミー賞優秀作品賞をはじめ、数々の賞を獲得。

 

 

 

最初は奇抜なファッションとかなりぶっ飛んだ独自の世界観についていけなくて、ポカーン状態だった。しかし観ているうちに目が離せなくなる。

 

埼玉県の悪口や批判ばかりかと思っていたが、自虐ネタが予想以上に笑えるし、嫌な感じがしない(私が埼玉県出身ではないからかもしれないが)。

 

とてもぶっ飛んでいて今までにない、ユニークな物語だ。

 

関東の地理がわかっていたら、尚一層楽しめると思う。

 

『サイタマラリア』はツボに入ってしまった(笑)。

 

エンディングのはなわの歌まで笑える。最後の最後までクスッとさせられる。

 

 

 

 

笑うことで少しでも鬱になっていた気分を忘れることができる。

 

笑うことで少しだけ元気になれる。

 

映画や漫画など笑えるものに出会えると嬉しい

 

 

 

U-NEXTでは原作となった漫画版『翔んで埼玉』が読めるようなので、そっちもいずれ読もうと思う。

 

 

 

退院

 

 

年が明け2011年になり、私の入院生活は終了しようとしていた。

 

たくさんの人たちと出会ったが、任意入院だった私は誰よりも早く退院することになった。

 

こんな何にもない、つまらない病院は早く出たいと思っていたが、同じような悩みを持つ仲間たちと別れるのは寂しいと思った。

 

辛いことがあった時にグチを聞いてくれる人がいるだけで、多少なりとも気持ちがスッキリした。

 

同じ境遇でないとできないようなアドバイスもしてくれた。

 

 

 

 

 

退院したからと言ってすぐに大学復帰もできないし、働きもできないので、自宅で過ごしながらたまに作業療法に通うことにした。

 

1〜2週間に1回、作業療法で手を動かしものを作ることで、ずっと家にいるよりは楽しみがあって良かった。

 

入院していた時と同じように、仲間といろんな話をして、辛いことがあっても気が紛れた。