躁鬱の完治は諦めてます。

躁鬱歴15年&HSP。幸せを感じるのって難しい。

朝から無意識の鬱に悩まされる

ストレスが溜まってくると、自分の意識の外でも鬱を感じる

 

 

最近は長時間労働のシフトになり、体がとても疲れている。

 

そして、私が住んでいる国のビザを更新しなければいけないのだが、なかなか手続きが進まずイライラ。

 

休日は一歩も外に出かけることができないし、気分も沈んだままで、大好きなYoutubeで何を見ても面白くない

 

 

 

ある日の朝、体は眠ったままで動かないのだが、嫌なことが頭を駆け巡って離れない。

 

辛い辛い辛い・・・

 

金縛りに近いのかもしれない。

 

体が起きてしまえば、嫌なことから気を逸らすことができるのに。

 

何十分だろうか、辛い鬱状態にしばらく悩まされたのちに、やっと目が覚めた。

 

なんと目覚めの悪い朝だろう。

 

今日1日が始まることが怖くなるほどだ。

 

私の体と精神の限界がそこまできているということだろうか。

 

 

躁から2日後の鬱

何気ない生活が幸せと感じた日。

 

ちょっと躁に入ってるのかと感じた2日後。

 

深めの鬱到来

 

 

過去を考えて後悔、辛さで自分を責める。

 

将来を考えても、絶望感がのしかかり、幸せなイメージができない。

 

過去も未来も私を鬱に引き込むだけ。

 

さて現在、この時間はというと、だるいしどこも行きたくないし、何もしたくない。

 

普通の幸せや生きがいが欲しいが、八方塞がり。

 

生きてるだけでいいんじゃない?

 

休日、部屋に1人。

 

朝9時に起きて、ぼーっとYoutubeを見ながらコーヒを飲む。

 

何も考えず、ベッドに横になってダラダラする。

 

久しぶりにマッサージクッションを使って、肩や腰のコリを取る。

 

気が向いたので、サボりがちな掃除をしてみる。

 

15分ほどで簡単な掃除を終えると、気分がスッキリ。

 

紅茶が飲みたくなってお湯を沸かす。

 

・・・・・

 

あー、なんだかこれでいいかも。

 

普通に生きているだけで、私の人生いいのかも。

 

これで十分幸せじゃない?

 

多くを求めてあれこれ考える必要ないのかも。

 

 

仕事で疲れてはいるが、ぼちぼちやってる。

 

薬の量は1ヶ月前の半分で、リーマス300mgとレキサルティ1mg。

 

最近は妊活のことを考えて、薬を減らしたり変えたりして試しているので、ちょっと薬の面では不安定。

 

大抵鬱で辛いことしか考えられない私のだが、それでもふわっと湧いてきた幸せという感覚にびっくり。

 

幸せのハードルを低くしてみようかな。

 

ゆっくりできる時間が幸せ。

 

美味しいご飯が食べれて幸せ。

 

彼や家族と一緒に時間を過ごせて幸せ。

 

深く考えると頭が疲れるから、これくらいで幸せなのかも。

 

こんなふうに考えられるって、今は躁状態なのかも。

人と会っても鬱じゃない日②

 

人と集まることがあったのに、不思議なほど嫌な気分になやず、調子が良かった私。

 

気分よく眠れた次の日。

 

ふとある人のことを考える。

 

それは前日誘ったのに私の家に来ることができなかった友達Yのことだ。

 

Yの家は私の家からも近く、10分もあれば歩いて来られる距離。

 

友達Y「ごめんね、今日は疲れていていけないの。」

 

無理強いするつもりはなかったが、他の友達とも仲がいいので私としては来てほしかった。

 

 

なんでYは私の家に来なかったのだろうと考えだした。

 

急に誘ったのが悪かったのかな?

 

前々から予定立てて誘えば良かったのかな?

 

私悪いことしたのかな?

 

Yの気分が悪かったのかな?

 

もしかして怒ってたのかな?

 

考え出すとキリがなくなってくる。

 

だんだん自分に非があるような気分になってきた。

 

 

 

 

 

奇跡的に『人と会っても鬱じゃない日!』になったと思っていたが、そううまくはいかなかった。

 

結局気にしがちのHSP躁鬱病の私は軽い鬱になった。

 

あえて良かった点を言うならば、数時間ほどモヤモヤした気持ちが続いたが、その後はすぐ平常に戻ったことだ。

 

まあ、悪くはない。

 

人と会っても鬱じゃない日①

 

今日は友達Eと会う約束をしている日。

 

2人とは長い付き合いなので、なんでも話せる仲。

 

当日の朝、そのことを友達Fと友達Gに話す。

 

友達F「私も一緒に行こうかな!何時から集まるの?」

 

友達G「私も行く!」

 

ノリで急遽FとGも参加することになった。

 

HSP躁鬱病の私は、人に会いたくなる時はあるのだが、決まってその後になってしまう。

 

あー、あんなつまんないこと言わなければよかった。

 

あー、あの人を傷つける言葉を言ってしまったかな。

 

みんな楽しめていたかな?

 

周りのことを気にしてしまって、自分自身も楽しめないし、後悔ばかりしてしまいがち。

 

その日は鬱になって泣くこともしばしばある。

 

 

 

みんなに会えることが楽しみな反面、いつも通りの不安があった。

 

でも、もう約束してしまったし、キャンセルはできない。

 

私の家にみんなが来る予定だったので、ひたすら部屋を片付けることに集中し、あまり不安に思う時間がなかった。

 

 

 

みんなが家に到着。

 

食べ物がみんなに行き渡っているか?

 

飲み物がなくなっていないか?

 

周りを見渡して、つまらなそうな顔をしている人はいないか?

 

多少の気を使うことはあったが、5時間ほど友達と楽しい時間を過ごした。

 

 

 

みんなが帰宅したあと、いつも感じる後悔や嫌な気持ちがない。

 

あー楽しかった!

 

みんなで集まれておしゃべりして良かった!

 

すごく晴れ晴れとした気持ち

 

就寝する前も鬱にならず、モヤモヤした気持ちもなく、スヤスヤと眠れた。

 

薬を増やしたわけでも、躁状態でもない。

 

いつもとは違う状況で不思議な気分だった。

 

寝る前に涙が込み上げる理由

 

夜12時頃、ベッドに入る。

 

寝る前に必ずスマホでニュースやSNSをチェック。

 

いつもはすぐに眠たくなって10分ほど眠るのだが、今日はなかなか眠くならない。

 

自然と今日あったことが思い出される。

 

そして涙が出た

 

今日を振り返ると、辛いことがあった。

 

勤務中の同僚Fの態度がいつもと違って怖かったからだ。

 

 

 

同僚Fは陽気でお喋りなタイプ。

 

いつもハッピーオーラで、仕事で失敗したとしても気分の切り替えが早い。

 

同僚Fがミスの後は5分、10分くらいで鼻歌を歌い出した時には私はとても驚いた。

 

私の場合はミスをしたらすぐ鬱になって、数日間回復できない時もあるので、とても羨ましい性格だ。

 

 

そんな同僚Fは今日は違った。

 

食材を誤って床にこぼしてしまったのだ。

 

しかも油まみれで掃除が大変。

 

その間にもお客からの注文はどんどん入って、営業終了間際だったが店は慌ただしかった。

 

同僚Fの気分はガタ落ち。

 

その後、いつもお喋りな同僚Fは異常なほど静かになった。

 

10分、20分、30分…

 

一言も話さない。

 

私は同僚Fにやって欲しいことがいくつかあったのだが、指示しにくい。

 

普段と違いすぎるので、HSPの私は色々考えすぎて怖くなった

 

・静かな理由は実は失敗による落ち込みじゃなくて、私に怒ってる?

・私が変なことを言ってしまった?

・私がうまくフォローできなかった?

 

何か雰囲気を変えたくて、同僚Fに音楽の話題を振ってみるが、反応が薄いし声も小さい。

 

HSPの私には沈黙が辛い

 

静かになって1時間ほど経って、また私は何気ない話題を振る。

 

やっと同僚Fはいつもの感じのトーンで返事をしてくれた。

 

同僚F「あー、あの食材をこぼしてからテンション下がって、すごく疲れてしまったなー。」

 

そう正直に言ってくれてから、通常通りの同僚Fに戻り、私と普通に会話をしてくれるようになった。

 

 

 

私のミスでもなんでもないのだが、沈黙があると悪いことを色々考えすぎて、自分で自分を苦しめてしまった

 

本当に私は人に影響されやすい

 

能登地震のニュースに影響されるHSP

 

石川県で大きな地震があったことは知っていたが、あまり詳しくニュースは見ていなかった。

 

YouTubeを見ていた時に、ふと目にした動画。

 

地震で家族4人を失った男性が葬儀で参列者に挨拶をしている内容だった。

 

亡くなったのは男性の妻と幼い子供3人。

 

以前に撮影された家族写真が映し出される。

 

泣きながら家族への思いを語る男性。

 

その映像が生々しくて、心にズキっときた。

 

 

もし自分だったらどうだろうと考えてみる。

 

実家に住んでいる家族に何かあったら・・・

 

もし自分の夫、子供に何かあったら・・・

 

私だったら、この先どうやって生きていけばいいのだろうか。

 

鬱を通り越してしまって、抜け殻になり、人として生きていけなくなりそうだ。

 

これから生きていく意味はあるのだろうか。

 

そう考えると自然と涙がポロポロと出てくる。

 

その男性は私の知っている人ではないが、HSPの私は動画を見ていてとても辛い気持ちになった。

 

この心の痛みは一生消えないだろう。

 

でもどうか、いつか、男性がこの事実を受け止め、日常生活を送れるようになり、小さくてもいいので幸せと感じられる時が来ればいいなと願う。

 

トリガーワード

 

今までに彼氏と何度も喧嘩をしたことがある。

 

毎回彼に怒られるのは、私が同じことを何度も言ってしまうからだ。

 

私の性格上、一度決めたらなんでも早く物事を進めないと気が済まない

 

後回しにすることが嫌い。

 

忘れたくないので、たいていやる事リストを手帳に書き込むタイプ。

 

やらないとずっと頭の中をぐるぐる回ってしまって、他のことが手につかない

 

一方彼はのんびりやで、やらなきゃいけないことは覚えてはいるが、大抵のことは後回しにするタイプ。

 

やらなきゃいけない時になって、やっと行動する。

 

焦って今すぐ物事を決めない。

 

私たちは基本的な性格が違う。

 

 

私は一緒に決めなくてはいけないことを彼に「早くやって」と言いがち。

 

早く終わらせないと気が済まないし、落ち着かない。

 

私にわーっと言われたときの、彼のセリフは、

 

「ね子、落ち着いて。また今度決めればいいじゃん。君は同じことを何回も言ってるよ!」

 

真顔で言われた。

 

すると今までの喧嘩の思い出がフラッシュバック

 

私はハッとして『また同じことをやってしまった。彼に怒られる!』と思った。

 

私『ごめん、また何度も同じこと言ってしまったね・・・。』

 

今回彼はそんなに怒ってなかったのだが、どーんと鬱に突入して涙がポロポロ

 

彼も自分で怒ってないと言うし、私をフォローするのだが、私の悲しみは深まるばかり

 

体がズンと重くなって、ソファに寝そべったきり動けなくなった

 

とりあえず頓服薬を飲もうと思い、彼にレキサルティと水を取ってきてもらう。

 

実際レキサルティの効果ははっきりわからないが、『頓服薬を飲んだ』という安心感で悲しみは落ち着くような気がする

 

トイレに行きたいけど動けない。

 

しばらく我慢したがトイレに行かないわけにはいかないので、ゆっくりとソファから立ち上がり重い足取りで歩く。

 

体が重すぎて、途中で膝から崩れそうになるくらいしんどい

 

 

 

最初は『同じことを何度も言ってるよ!』と言われたことで過去に喧嘩したことを思い出して悲しくなったが、その後は特に大きな理由がないのにも関わらず、ずっと悲しい気持ちが続いた。

 

その日は何も手につかず、トリプタノールを多めに飲んで就寝。

 

辛い時は早く寝るのが一番。

 

忘年会もやっぱり鬱

 

今年もそろそろ終わり。

 

忘年会のシーズンになった。

 

職場の同僚との忘年会の日がやってきた。

 

今年は30人集まるらしい。

 

私は人が集まるところが苦手だ。

 

それにHSPなので、人に気を使い楽しめない。

 

それはわかっているのだが、忘年会に出席しないわけにはいかない。

 

 

彼が車で、忘年会があるレストランに送ってくれたのだが、なんだか頭がモヤモヤしていた。

 

私「みんな既婚者で子供もいて、話が合わないんだよね。それに私はHSPだし…」

 

彼がなんとか私の不安を吹き飛ばそうと、励ますような言葉を言ってくれるのだが、なんか頭に入ってこない。

 

そうしてる間に、涙がポロポロ溢れてきた

 

予想外の涙に不安でいっぱいになった

 

なんとかすぐ泣き止むことができたので、何事もなかったようにとりあえずレストランへ向かう。

 

 

 

あー、知らない人結構いるな。

 

他店舗のスタッフには一度も会ったことがなかった。

 

とりあえず自己紹介するが、何を話していいのかわからない。

 

話が続かない・・・。

 

従業員の子供も来ていた。

 

初めましての子や、ほとんど話したことのない子達がいっぱい。

 

頑張って声かけてみるけど、子供は正直。

 

つまらない会話には付き合ってくれないし、目も見てくれない。

 

子供なので気を遣って私に話を振ってくれることもない。

 

その場に居づらい

 

へこむ。

 

子供達から離れて同僚たちの元へ行くが、大人たちの会話にもあまりついていけなかった。

 

どの人と話していいかわからないし、うまく会話を広げられないので、つまらない話になってしまう。

 

しかも私は言葉がうまく出てこなくて、会話がしばらく止まってしまうことが多々あるので話が盛り上がらない。

 

つまらない人と思われてるんだろうな。

 

あー居心地が悪い

 

 

 

家に帰り、忘年会のことを思い出して、もちろんになる。

 

涙がまた出た

 

なんで私は素直に飲み会を楽しめないのだろう。

 

周りを気にしすぎている。

 

 

ただ時が過ぎるのを待つ日々

 

最近働きすぎだ。

 

週に40時間ほど働いている。

 

他の人からしたら、「それくらい普通じゃん!」と笑われるかもしれないが、双極性障害の私にはかなりの長時間労働である。

 

 

 

21歳で病気になって、入院、休学&復学を繰り返し大学を8年かけて卒業後、長期のアルバイトを始めたのは27歳の時。

 

その時は個人経営の飲食店でウエイトレスとして働いていて、1日4〜5時間労働で週3日。

 

週に15時間ほどしか働いてなかったのにも関わらず、鬱の波が大きすぎて3ヶ月で辞めることになった。

 

(この記事を書いている最中にそのお店での嫌な思い出がいくつもフラッシュバックする。)

 ↓↓↓

betterlifewo.hatenablog.com

 

その後、期間を空けていろんなアルバイトをしてみるが、どれも続かずにすぐ辞めてしまう。

 

 

10年程前と比べれば、今は同じ場所でアルバイトを2年間、週に30〜35時間働いている自分はかなり成長したと思う。

 

しかし、働いている時によく考えてしまうことは、『私、何やっているんだろう・・・』。

 

『本当はこんなことはやりたくない。』

 

『楽しくないし、辛いことの方が多い。』

 

『仕事をしたくない。』

 

以前より忍耐力はついたが、やる気は伴っていないので、突然頭の中が空っぽになってしまうことが多々ある。

 

いやいやしている仕事って意味あるのだろうか。

 

時間を無駄にしているだけではないか。

 

ストレスが増えているだけではないか。

 

ただでさえ薬のせいで体力ないのに、身を削っているだけではないだろうか。

 

このストレスと、疲労、時間と給与が見合ってない気がしてくる。

 

そんなことを考えていると、全身の力が抜けていく

 

 

色々考えてしまうが、生活のこともあるので、仕事を辞める決断は今はできない。

 

HSPで気にしにしがちの性格なので、社長や同僚との関係をぶち壊すこともできない。

 

歳はとりたくないが、とりあえず月日が早く過ぎるのを願っている。

 

そして経済的に余裕ができる日、仕事を円満に辞めれる日がくるのを待っている。

 

我慢、我慢、我慢の日々。